【不安への対処法】会食恐怖症を克服する①【必ず治せます】

会食恐怖症 人前でご飯食べられない

本記事を訪れてくださりありがとうございます。

でも、
「自分は会食恐怖症とは無関係だ」という方は、
この先の記事を読んでも
あまり有益ではないと思いますので、
読むのは時間の無駄に
なってしまうかと思います。

それを先に述べておきます。

 

というか、

あまり知られたくない
つらい体験談を
書きつづっております。

本当は
こんなはずかしいこと
書きたくない・・・!

会食恐怖症 ショック 落ち込み 対人恐怖症 克服

 

むしろ
関係のある人以外は
見ないでいただきたい!

それが本音です。

 

・・・

 

・・・

 

 

では、ここから先は、

「会食恐怖症」を患っている方。
「会食恐怖症」の克服、治療にむけて
努力をされている方向けに
記事を書かせていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

アルゴ まとめ ポイント 解説


人前でご飯が食べられないつらい病気、会食恐怖症

人生のどん底 熊

恐らくここまで読んでくれている方は
ご自身が「会食恐怖症」である
という方ではないでしょうか?

そういう方に、
「会食恐怖症」とは?
という説明はいらないかと思います。

しかしここでは念のため
書かせていただきますね。

 

「会食恐怖症」は、
人前でご飯が食べられないというのが
主な症状の病気です。

主な・・・というのは、
食べられない理由には個人差があるゆえです。

「吐き気」であったり、
「腹痛」「めまい」「緊張」
「振戦」(手が震える)「冷や汗」など
様々な症状をともないます。

私の場合は、
「吐き気」8割 / 「腹痛」2割くらいでした。
(詳しくは後述していきます)

「食欲がないから食べれないのではないの・・・?😅」

というと、
それも決して無関係では
ありません。

しかし、ほとんどの場合、
精神的なものや過去に
何かしらのきっかけがあって

それが原因になっているものです。

 

ぶっちゃけ言いますが、
わたしは精神科医でも心理学者でもなく、
介護福祉士です。

なので
医学的見解とか、
そういうものを期待している方はごめんなさい
・・・という感じです。

 

 

ですが・・・・・

 

 

医者ではわからない
自分自身が会食恐怖症でつらい思いをしてきた
経験談があります。

 

そして、
その会食恐怖症を
ほぼ克服できていた経験談があります。

 

さらに
不安に対する様々な取り組みを勉強をし続け、
実践をし続けたノウハウがあります。

 

今げんざい、
会食恐怖症でつらい思いをしており
人にうち明けられない・・・
そんな人の気持ちもわかります。

 

だからこそ
伝えられることがあると信じ、
この記事を書くことにしました。

 

正直、
知り合いにこの記事を見られるのは
恥ずかしいという思いです。

それくらい
人に知られたくない病気なのです。

 

でも
自分以外に苦しんでいる人を
一人でも減らしたい。

そのような気持ちで
書かせていただくことにしました。

楽しむための食事が
つらい時間になってしまうなんて・・・
そんなことはあんまりです。

 

本記事を読まれた方が、
実際に恐怖症とたたかい克服した
わたしの経験を活かし、
わたしと同じように
会食恐怖症の回復〜克服へと向かっていけば、
これほどうれしいことはありません。

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私(アルゴ)自身の経験談と現在の状況

スープカレー

わたし自身、
高校生の頃に最初にこの疾患にかかり、
30歳を超えるくらいまで、(つい数年前まで)
悩み続けてきました。

先に述べますと現在の私は、
「人とご飯を食べるのが大好きで、
自分から積極的に誘っている」
という状態です。

 

それを
「今日はごめん」と逆に断られて
プンプン・・・とよく機嫌をそこねるくらいです。

なので98%くらいは
病気を克服できていると
実感しています。

いつの間にか、
あれほど悩んでいた恐怖症を
忘れているくらいですね。

 

以前は
いつ嘔吐するかという恐怖に襲われて、
ご飯を残してしまったり、
人とご飯を食べるのが
あれほど苦痛で仕方がないと思っていたのに・・・

自分でも信じられません。

人前でご飯を食べるのが苦手になったと感じた、一番最初のきっかけ

 

前述したように、
私は高校2年生の頃に
その症状が現れました。

部活の顧問の先生の知り合いが
学校の近くで小さな食堂をやっており、
そこで部員全員に

カレーライスをタダで
ご馳走してくれるという話がありました。

 

マイナーな文化部であり、
部員はたった8名でしたが、
皆とても喜んでいました。

 

ところがわたしは
その時お腹の調子が悪く、
食欲も全くありませんでした。

 

むしろ、
微妙に吐き気を
ともなうほどでした。

(昔からカレーライスは
大好きなのですが・・・)

 

そもそも
学校を出て食堂へ向かう前から、
「食べたくない、残したら嫌だなぁ😫」
という気持ちで歩いていました。

ガクガクブルブル 不安

その時のことを思うと、
「行かなければよかったなぁ」
と感じます。

 

そして
食堂で8名分のカレーライスがでてきましたが、
案の定、食欲がない状態です。

むしろ吐き気があるので
ほとんど食べられず、
わたしひとりだけが、
7〜8割以上残してしまうという
感じになったのです。

部員どうしは
皆とても仲が良かったのですが、
時にはできない人を
バカにするような側面もありました。

 

その時、
皆がカレーライスを残した私に、

「 おい、無料でご馳走してくれているのに、
残すなんて失礼だろ!? 」

「 こんな量も食べられないなんて、
何食って生きてんだよ!? 」

20年くらいたった今でも
その言葉を言った友達の言葉が、
脳裏に焼き付いています。

 

その食堂の店主さんは
とても良い人で、

「いいよいいよ残しても、
気にしないでよ😄」

・・・と
とても優しく笑顔で声をかけてくれました。

 

しかし
その優しさが
余計に心に響き、

「せっかくご馳走してくれたのに
本当に申し訳ない・・・😔」

「残すくらいなら、
 最初から調子が悪いという理由で
 来なければ良かった😔」

という気持ちで
いっぱいでした。

 

その時のことを思い出すと、
風景がよみがえってきて
涙が出そうです。

「食べられなかった」という経験がトラウマになってしまった

 

それから数日経っても
その体験が忘れられず
トラウマになっていました。

 

そしてその後、
部活の合宿で信州に遠出したときでも、
食事をする時はそのことを思い出してしまい、

「また残すのではないか?」

「吐いてしまったらどうしよう?」

と妄想でいっぱいになり、
結局食事を
毎回のように残してしまいました。

アルゴ 困った ポカーン

結局、

● 残す → 恥ずかしい
● 食べている途中に吐いてしまう → 残すを超える最低の恥ずかしさ

と、
「もしも・・・」
という最悪の事態を常に恐れ、
食事は「楽しみ」ではなく
「苦痛」でしかありませんでした。

今は一人暮らしをしているので、
朝も夜も一人で食べることが大半ですが、
当時は実家暮らしで「一人でご飯を食べる」という経験がほぼなく、
基本的に誰かしら、相席しているという状況でした。

毎食のように
この恐怖が自分を襲いました。

それが家族であってもです・・・・。

こんなに
つらいことがありますか。

 

その後は
2年生の終わりに
修学旅行へ行っても
同様の状況が続きました。

せっかくの九州旅行。

美味しいものを
楽しんで食べたかったのに・・・。

食事はただただ苦痛でしかありませんでした。

大学1年生のとある経験が、会食恐怖症をさらに悪化させた

 

時は流れ、
大学1年生になりました。

 

大学は実家からかなり遠く、
電車2本とバス1本で
1時間半もかけて通学する道のりを
通いました。

 

ある日朝早くから並んで
やっとバスに乗ったころ、
急に腹痛が襲ってきました。

駅から大学までバスで30分以上。

「今、バスを降りて駅のトイレに戻ったら、
今まで並んで席に座れた分がパァになる」

と我慢しようとしました。

 

・・・が、耐えきれず、
バスを降りて駅のトイレへ向かいました。

 

手すりにつかまり立つのなら
すぐに乗れるバスを、
わざわざ毎朝早くから
並んでいたのです。

その「並んでいたものが無駄になる」
ということを、
う○○を漏らしそうになる限界まで考えてしまっていたのです。

 

お腹がパンクしそうになり
駅のトイレでは強烈な吐き気も伴いました。

(余談ですが、駅の男子トイレってものすごい臭いんですよ。
それが余計に吐き気を加速させました)

アルゴ うわぁあああ

その経験が
ふたたびトラウマと
なってしましました・・・。(悲

 

今度は食事に関係なく、
「電車やバスに乗ったら、
吐き気が起こる」という最悪の事態になりました。

他人と食事をしたら「吐くのでは」という恐怖・・・。

電車やバスに乗っても「吐くのでは」という恐怖・・・。

本当に
生きているのが嫌になりました。

 

大学へ通うことや、外へ出ることもイヤになり、
そのことは友人はおろか家族にすら打ち明けられない。

 

自分の中で

「恥ずかしい」
「情けない」
という意識が
強くありました。

 

気づけば10代〜20代は常に吐き気と闘っていた

会食恐怖症 嘔吐恐怖症

カレーライスのトラウマから始まり、
吐き気は常にいろいろなところで
起こるようになっていました。

 

それは学生〜社会人になってしばらく続きました。

 

毎朝出勤前。

人前でプレゼンをする前、している最中。

他の人と食事をする前、している最中。

 

「嘔吐恐怖症」という病気もあり、
自分はそれも確実にあったと思います。

 

それは全て、
「人前で吐くんじゃないか・・・?」
「吐いたら恥だ」
という恐怖から来ていました。

 

でも、実際は
人前で嘔吐するなんて体験・・・
人生で一度もないのです。

言われもしれぬ妄想なのです。

 

ただ
そうはわかっていても、
吐き気は実際にありますし
つらいものです。

 

たとえば
苦手な同僚と会う出勤前や
大勢の人の前で何十分も話すプレゼンであれば、
「しかたない」って思えるのですが、

 

やはり
人と食事をする楽しいひとときが
地獄の時間に変わるそのつらさ・・・。

これは体験した人でなくては
わかりません。

何度でも言う。会食恐怖症は確実に回復、克服できる!

一人暮らしの寂しさ。一人晩ご飯を食べる。

今回の記事では、
サッと私の体験談をメインにお話ししました。

これだけつらい経験をしながら、
社会のストレスにもまれながらも、
現在は乗り物恐怖も、会食恐怖もほぼゼロの状態です。

しいて言うなら、
やはりプレゼン前は、えづきますがね(笑

 

次回(後編)では、
実際に私が回復するまでに行ったありとあらゆることを
書き綴っていきます。

今回はここまでとさせていただきます。

 

私の著書
『会食恐怖症を克服した僕が取り組んできたこと』
では、体験談と対処法をより詳しく書いております。


次回
【不安への対処法】会食恐怖症を克服する②実践編1【私はこうして克服した】
会食恐怖症 対処法 克服
に続きます。

 

 

 

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