【対人心理学】弱みを見せると弱みが強みになる【効果絶大】

弱みを見せる 強みになる 効果 メリット

職場の人間関係がうまくいかない。
みんな自我の強い人ばかりで困ってる😔

かくいう自分も強がりで
素直に間違いをみとめられない😓

「私はこんなにがんばっているのに・・・。

キイィィィィィィー!!」

「あの人は仕事ができない人だ!」と
他人にいつも嫌悪感をいだいて

ストレスになっている。

みんなの疑問 冒頭分 イラスト

 

上記のような問題に対して
2つの職場で管理職の経験をもち、
述べ5年間で部下の退職者をほぼ出していない経験から
記事を書いてみました。

今回の記事では

「プライドを捨てる」

「弱みを出す」

ことで、
精神的に楽になり、
それを自分の強みとして
他者とのコミュニケーションを良好にする方法を
提案しています。

アルゴ まとめ ポイント 解説

 

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弱みを見せると楽になる

弱みは出したくないもの

 

多くの人にとって
自分の弱点をさらけ出すということは
喜んでしたくないものだと思います。

わたし自身も若い頃は
プライドのかたまりのような人間で

「自分の過ちをみとめない」

「自分がこうと思ったら、
 他の人を無視して突き進む」

そのようなジコチュー人間でした😅

 

そもそも
自分が弱みを見せることが
仕事でマイナス評価になると
思っていたからです。

プライドの高い人には
自分の弱い部分を
隠したいという気持ちもあります。

 

確かに弱みばかり見せても
しかたがないです。

ですが
人は得意な部分と苦手な部分が
必ず存在します。

どんな人でも
良いところもあれば
悪いところもあります😄

つまり
隠そう隠そうとしても
どこかで弱みや欠点は
見えてしまうものなのです。

それを無理に隠そうとして
出したこぶしをひっこめられない状態だと
人間関係がうまくいきません。

あえて弱みを出すことで楽になる

 

しかし
上手に弱みを出して
周りと良好に人間関係をたもっている
「世渡り上手な人」もいます。

夜勤 仮眠 布団 男 女 職員 取りかえる 弱みを出す

 

 

以前の職場で一緒だった
その世渡り上手な人は
自分が得意でやるべき仕事は
きっちりやるけど、

「自分はこれは苦手、アルゴさん得意だよね、助けて」
と人に仕事をふることがとてもうまいのです。

わたしの場合、
ジコチュー人間から卒業しても、
何でもかんでも
仕事を引き受けてしまうのは
かわっていません・・・。

結果、残業だらけになってしまうので
そういう人を見ると
「すごいなぁ」と思います。

もともとその人が
もっているもの・・・センス・・・

これも
あると思いますが、
多くの場合は
その人の努力でしょう。

『愚痴や不満は一切言わず手を動かす』

しかし
『どうしても苦手な部分は正直に言うことができる。』

すばらしいです。




プライドを捨てるためのコツ

回転寿司 プライドが高い人

強がりは一文の得にならない

承認欲求をみとめる

 

人間には
承認欲求というものが
あります。

承認欲求については
他の記事で何度も書いてきていますので、
良かったら参照してください。

 

<関連記事>

【対人心理学】
他人からの評価を捨てたら人生楽になった

【対人心理学】
リアル世界で苦手な人への対処法③
【承認欲求を認める】

 

簡単に説明すると
人間には
「他人に認められたい」
という欲求がそなわっています。

アルゴ マズロー 欲求段階説

マズローの欲求段階説

 

上のマズローの欲求段階説では

1、食べること、寝ること、生きたい・・・
という最低限の『生理的欲求』

 

2、テロや戦争の驚異から
安全に生活したいという『安全欲求』

 

3、家族や会社などコミュニティに
属していたいという『社会的欲求』

という次元の欲求のうえに
「人から認められたい」という
承認欲求があります。

1、2、3の欲求に関して

日本人はほぼすべてを
おおむね満たしているといえます。

なので
多くの人が次の次元の
承認欲求をもとめているのです。

これを捨てるというのは
カンタンなことではありません。

というか、
完全に承認欲求を捨てるのは
無理です😅
悟りを開いたひとくらいでしょう。

 

客観的に自分を見てみよう

バンジージャンプ 思いとどまる

 

・・・・ですが、

自分では
どうにもできないことを認め、
そしてそれを
あきらめることはできます。

そのためには
自分が何が得意で
何が苦手(弱み)か・・・

それを客観的に
把握する必要があります。

 

自分では
どうにもできないものも

「できる😡」

と言い切ってしまうのが
見栄やプライドです。

 

それはもう
承認欲求の間違った方向でしかないと
わたしは考えます。




弱みを出せる場をつくろう

73億人 世界 価値観 考え方

弱みや誤りをみとめることが他人の評価につながる

 

人は過ちを
認めない他人に対しては
嫌悪感をいだいてしまいます。

 

わたし自身
昔、こんな経験を
したことがあります。

 

職場内のとあるトラブルで
わたしと他職員で
はげしい言い争いになりました。

もともと
他部署どうしでコミュニケーションが
少なかったこともあり、
仲が良いとはいえませんでしたが、
そのトラブルでお互いに
コミュニケーションを避けるまでにも
なっていました。

わたし自身・・・・

「自分は悪くない😡」
「相手が一方的に悪いのだから謝る必要もない😡」

そう思っていたのです。

 

 

そんなある日、
むこうからトラブルについて
謝ってきたのでした。

「アルゴさん、
あの時は申し訳なかった・・・。
イヤな思いをさせたね😔」

するとどうでしょう。

あれだけ
「自分は悪くない」
「自分は悪くないのだから謝る必要もない」
と思っていた自分から、

「いやいや、
こっちの方こそ悪かったです。
反省して、次に活かせればとおもいます😑」

このような言葉が
こぼれでていたのです。

その後、
その職員とのコミュニケーションは
良好です。
食事も一緒に行きます。

 

お互いが弱みを出し合うことが大切

 

わたしは介護の仕事をしています。

介護現場(施設)は
24時間365日、
職員がつねにいる状態です。

必然的に
全員が集まる機会は少なく、
部署内の会議で
全員がそろうことは
ありえません。

ですが
会議のような貴重な時間こそ、
職員ひとりひとりが
弱みを言い合う場に
すると良いのです。

 

以下は
じっさいに
私の部署の会議でやっていることです。

1、自分の得意なこと(強み)
自分が苦手なこと(弱み)を
それぞれ紙に書いてもらう

 

2、順番にそれを発表。
他者の弱みに対して
どうサポートできるかを皆で話す

 

弱み 出し合う 話し合う 会議

 

これをやることで、
愚痴や不満が
確実に少なくなりました。

他の部署では
人間関係をもとに退職者が多い中、
自分の部署では人間関係が
とても良好です。

自分が管理職になってから
2施設でのべ5年ですが、
退職者は2人だけ。

一人は自分・・・
一人は70歳で定年退職したおじさん。

 

職場の人間関係の改善で
取り組んだことは
他にもいろいろありますが、
これが一番効果があるかなと思います。

どんな人でも得意不得意がある

 

上記のような
取り組みをしてみると
よくわかることですが、

「あの人は仕事ができない人だ!」
「あの人はやるべきことをやらない人だ!」

そういう評価を
周りから受けているひとでも
その人なりの事情や苦手なこと・・・
つまり、弱みがあるのです。

 

良いところが
ひとつもない人間なんて

この世にはひとりもいないと
わたしは考えます。

 

どんなに凶悪なテロリストも
家族を大切にする・・・という
良い一面もあるはずです。

ドラマ「24」なんかみていると
よくわかりますね😌

 

逆に
日本で平和に暮らしている
わたしたちにも
必ず悪い部分と弱い部分の
両面があります。

 

お互いに苦手なことを
お互いに得意なことで
おぎなって、社会はなりたっているのです。

 

自分の弱み、過ちを
素直にさらけ出すことも
時には必要です。

「私はこういうことが苦手で・・・😓
だけど、◯◯さんはこれが得意だから
いつも助かってるよ😄」

という具合ですかね・・・。

 

あなたが今、
職場やグループのリーダーであれば、
お互いがそれぞれの強み弱みを
共有・理解できる環境を
作っていきましょう!




おまけ 失敗を笑いに変えている話(インスタグラムの漫画)

イラスト インスタグラム 笑い話

弱みを強みに変える・・・
とはちょっと違うハナシになりますが。

 

わたしは私生活の中で
人にバカにされたり、
見下されたり
理不尽なことはいっぱいあります。

そうしたときに
「何くそ!😡」

・・・とは思わずに

「これ、笑いに変えてやろうかな・・・😅」
・・・と、思うようにしています。

 

わたしはそんな体験をイラストにして
インスタグラムにアップしています。

自分の弱みをアウトプットして、
面白みに変えるという取り組みです。

自分の失敗談を笑いに変える・・・

これも弱みを強みに変えることに
なるのではないでしょうか?

アルゴ(@algorun)

 



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