おはようございます。
今日と明日の記事で、食生活のお話をします。今日の記事はマクロビオティックやヴィーガンに関してのお話です。道徳的なものも含まれているので、ご興味があればご覧ください。
私は20年ほど前から、肉を食べていません。肉が嫌いというわけではなかったのですが、子供のころから胃腸が悪かったので、普通に食べるとほとんどお腹を壊して下痢をしてしまいました。
私は周りから見て元気バリバリという感じではなく、カラダも華奢な方で食も細かったです。
<参照記事>
会食恐怖症を克服する
ですがある時、マクロビオティックやヴィーガンという生き方を知りました。そして自分なりに試行錯誤しながら実践してきました。
本日は、
・マクロビオティックをゆるく始めたい方へ、お役立ち情報
・約20年間、マクロビオティックな生活をめざして思ったこと、主張
こういった内容についてお話します。
もくじ
ベジタリアンやマクロビオティック実践者は生きやすくなった
ベジタリアンの定義
ベジタリアンといってもいろいろあります。以下は、日本ベジタリアン協会が定義する区分けです。おそらく世界的にも同じです。
①普通の人 → 何でも食べる
②ラクト・オポ・ベジタリアン → 肉は食べないけど、乳製品・卵は食べる
③ラクト・ベジタリアン → 肉は食べないけど、乳製品は食べる
④ヴィーガン → 肉も卵、乳製品も食べない
私は②に該当します。基本、肉は避けて魚、乳製品、卵、大豆など他のものでタンパク質を補っています。本当に肉だけ食べない感じですね。
ただしその肉も、家族や友人、職場の同僚などとご飯をともにするときは食べます。そして、スーパーのお弁当に唐揚げが入っていたり、市販のレトルトに混ざっていたりするものは普通に買ってしまいます。
だから私はベジタリアンを名乗ることはしておりません。「家で肉は調理をしない」と他人に言っているくらいです。
思想的に、「肉は食べちゃ駄目だ」と主張する人は、ほとんどが④のヴィーガンです。
マクロビオティックの定義
そして私は、このような生活とは別に、マクロビオティックについても勉強し、実践してきました。
ベジタリアンと違って、マクロビオティックって厳格な定義がないのです。どの本も似通ったことを書いていますが、提唱する人によって思想が微妙にちがっています。
様々な本を読んで実践してきた結果、私が思ったことは、『マクロビオティック』が食生活というよりも『生き方』であるということです。
マクロビオティックは、肉を食べない・魚を食べないとかそういうことではなく、カラダの原理原則に基づいて生活をしようという思想です。
マクロビの説明は非常にムズカシイのですが、単純に言うと、
・自分の生まれた土地にあったものを食べる(日本人はバナナとかは不向き)
・オーガニックや無農薬のものを食べる
・基本の食事は玄米
・食べ物はすべて陰性・陽性・中性などで分けて考える
このように、すべての肉、魚、乳製品、卵、野菜などすべての食物に対し、区分けをして、自分にあったものをバランス良く食べます。
しかし、私がマクロビを実践していくうえで、矛盾が生じます。先程お話したとおり、私は基本的に肉を食べないので、その時点でバランス良くは食べていません(笑
ただ、何事も完璧はないので、わたしはゆるーーく、マクロビ生活をしていくこととしました。
最初はマクロビの教え通り、玄米を食べることにこだわっていました。しかし自分のカラダには合わないと判断し、辞めてしまいました。もう、5年くらい玄米ご飯は炊いていません。
<参考記事>
一ヶ月間、夕食を食事を玄米と味噌汁だけにしてみた結果
厳格にマクロビオティックをしている人からは、
「٩(๑`^´๑)۶おい、玄米食べないくせにマクロビを語るんじゃない!」
と怒られます。
でも、そういう批判をする人こそ、根本的にマクロビを理解していません。マクロビは自分のカラダにあったものを食べていくことであり、それは千差万別なのです。
ベジタリアンもマクロビも厳格な実践は難しい
このような勉強・実践をしてきたわりに、しょっちゅう体調を崩しています。はっきりいって、実家にいた頃に何も言わずにお母さんの作ってくれたご飯を食べていたころのほうが、よっぽど体調が良かったのです。
自分のカラダに合っていたからなのか、ストレスもないこども時代だったからなのかはわかりません。しかし、大人になって20年もいろいろ試行錯誤した結果、あまり良くなっているとは言えませんでした。
欲望に負けてジャンクフードを食べてしまうこともあります(笑)。夜勤の仕事で帰った後は、マクロビも何も関係なく、美味しいものを好きなだけ食べていました。
調理をするというのは手間もかかるので、ひとり暮らしの男が、クタクタに疲れた夜勤明けに厳格なマクロビをするのは無理でした。
週1でも、週2でも・・・と考えていると、そのうちにやらなくなってしまいます。
そんなわけで、季節のモノや自分の土地柄のものを食べるなど、自分ができるマクロビをゆるーくゆるーく続けてきたのでした。
スーパーやコンビニのレトルトやマクロビコーナーが普及
しかし、ここ3,4年の間で、ベジやマクロビのレトルト食品を見かけるようになりました。
以下は最近買ったベジ、マクロビ派の食品たちです。
ヴィーガンヌードル。スーパーで3種類くらい売っていました。
ココイチの野菜カレー。お店でもヴィーガン使用のものを頼めます。これはレトルトですが、非常に美味しいです。
セブンイレブンのごま豆乳担々麺。ピリ辛でスープも美味しいです。肉の代わりに大豆ミートが使われています。
大豆ミートのハンバーグ。10年以上前から買っています。
ここでは紹介しませんが、この他にもオーガニックのお茶や、パスタソースなど様々です。
こういいったものは前からあることはあったのですが、自然食品の店に行かないと買えなかったりしたのでした。
しかし、ここ1,2年の間に、スーパーやコンビニでもマクロビオティックやオーガニックのコーナーを見かけるようになりました。
調理はそこまで得意ではないけれど、マクロビやベジをゆるーくやっていきたいという方には、生きやすい時代になったなぁと感じます。
食生活はそれぞれの価値観、押し付けはいけない
ヴィーガンの友達は厳しかった
以前わたしは、マクロビやヴィーガンの人たちのグループに属していました。
その方たちとはネットで知り合い、地方から東京に集まって食事をしていました。皆、私と違って、かなり厳格なヴィーガンです。ペットに食べさせるものまでヴィーガン仕様にする・・・と意気込んでいました。
それはそれで良いと思います。それが正しいと思って行動しているのだから。
ただ、肉を食べる人も食べなかったりする人も、皆、それぞれの価値観で生きています。同じ肉を食べない人でも、食べない理由には理由が異なります。
なので、自分の食生活が正しいと押し付けるようなことって、あまりよろしくないのかなと思います。
私は自分のカラダに合うものを取り入れ、これからも厳格なベジタリアンにはならずに、無理なく生きていきます。
先月から食生活を改善したら、体調良くなった
会社を長期休養〜退職する過程で時間ができたので、数年ぶりに食生活を一新してみました。
毎日、基本的にご飯と味噌汁をベースにした食事です。かれこれ1ヶ月くらい続けているので、明日の記事で掘り下げてお話できればと思います。
マクロビでもベジでもなく、仲の良い漢方の先生から聴いた食事法です。お金もかからず、体調も良くなる。これこそ、私のマクロビオティックなのだと実感しました。
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