【不安への対処法】夜勤の不安に対処する①【急変、事故、人員不足】

夜勤 不安 対処 事故 急変

「明日は夜勤か・・・。嫌だなぁ。」

 

「急変や事故が怖い・・・、

何かあったらどうしよう!?」

 

「ナースコール対応に追われて大変

・・・、息つく暇がないよ〜!

 

本記事では、
上記のような夜勤の不安を軽減して
少しでも楽しく夜勤の仕事をするための
工夫をまとめてみました。

本記事における夜勤とは、
私が介護職であることから、
おおむね老人ホームなどにおける
介護夜勤について書いています。

私の施設は
看護師も夜勤に入るので、
看護師さんにとっても、
参考になることもあるかもしれせん。

介護夜勤に限定して書いている部分もあるので、
コンビニや工場など他の夜勤の方は、
その点すっとばして
自分に関係がある部分だけを
読んでいただければと思います。

夜勤 巡回 巡視 お経

夜勤にはいろいろな面白いこともあります。
クスッと笑ってしまうことや、
その場でしか味わえない感動エピソードを
Twitterやブログで発信することも
不安を軽減させる要因に
なっていますね!

夜勤が不安だという人は多い

会食恐怖症 嘔吐恐怖症

夜勤の仕事って
自分から好んでやる人と、
そうでない人がいるんですよね?

「やってもやらなくても
どっちでもいいよ」

という人はあまり見かけませんね。

たいていは
やりたい人、やりたくない人で
二極化しています。

自分は夜勤が大嫌いだった

私自身は
特別養護老人ホームで
今も夜勤をやっていますが、
以前は夜勤のたびに
気持ちが落ち込むほど夜勤が大嫌いでした。

夜勤が嫌だと感じると、

「3日後は夜勤か・・・」

「2日後は夜勤か・・・」

「明日は夜勤か・・・」

「あと数時間で夜勤か・・・」

と、
夜勤までの数日間も
苦痛になってしまいます。

私はこれを
負のカウントダウンと呼んでいます。

これは精神衛生上
非常によくないですね。

 

それで
今はどうかというと・・・
あれほど嫌いだった夜勤が
苦ではなくなっています。

夜勤の不安に対処するために
いろいろ模索した結果、
自分なりにコツをつかんだという感じです。

次からの項では、
夜勤の不安原因をあきらかにするとともに、
その不安に対処できる考え方について
書いています。

「夜勤は嫌だけど、稼ぐためにはやらないといけない」

「もっと楽しく夜勤をやりたい」

こういったことを考えていた
過去の自分へのメッセージでもあります。

 

夜勤の不安の原因とは?

「夜勤が嫌」
という方の中でも、
様々な理由がありますね。

夜勤の不安要素というのは
たくさんあって、
それらが重なりあっているから
余計に不安に感じられるのかもしれません。

ご利用者の急変が怖い

私はリーダー職をしていますが、
部下に「なぜ夜勤が嫌なのか」を問うと、
いちばん多い答えがこの、
「急変が怖い」です。

「巡回したら、呼吸をしていなかった・・・」

こんな事が
夜勤中いつどこで起こっても
おかしくありません。

急変が起こると
心配蘇生をしたり、AEDで対処したり、
救急車を呼んだりしなければなりません。

私自身も呼吸停止されている方を救急搬送し、結果、
その利用者さんがお亡くなりになってしまった
という経験もしています。

確かにつらいですよね。へこみました。

 

 

この急変に対する考え方なのですが、

命というのはいずれ消えてしまうもの。
一生懸命やっていても起こるものは起こる・・・
という考えをもつしかないと思います。

とにかく、
プロとして適切な対処さえ行っていれば、
必要以上に責められることもないです。

私自身、十数年この業界にいますが、
容態の急変で亡くなった結果、
何かトラブルになってしまったことは
一度も経験していません。

ご家族の方からは、
「今までありがとうございました」
と感謝の言葉をいただきます。

日頃から、
ご家族とコミュニケーションをとり、
信頼関係を深めるということも
大切な要素かなと思います。

また、
利用者さんが亡くなった結果自体で
部下を責める管理者や上司はいないですよ。
(と思いますよ)

失敗があったらそれをみんなで共有して
次に活かしていけば良いです。

また、
夜間だから急変がたくさん起こるということはありません。

急変が起きると
少ない人数で対応しなければならない
という不安はありますが、
確率でいえば昼間だって同じです。

私自身は
食事中の誤嚥が
もっとも注意を払うべきかなと思います。

IT機器の活用で、急変の不安をやわらげる

環境面においては、
最新のIT機器を導入していくことですね。

私の施設では、
施設内すべてのベッドに
呼吸心拍数感知センサーが埋め込まれており、
何か異常があったり、その兆候がみられるときは、
すぐにコールがくるようになっています。

夜勤中は
待機場所のモニターを見て
ご利用者の状態を確認しながら
他の仕事を行えます。

また、
持ち運びの端末でも
ご利用者の状態をつねに確認できます。

こうした、機器の活用は、
巡視の不安や緊張感をやわらげるのに
多いに役にたっています。

これから新しくできる施設には、
間違いなく導入されていくことでしょう。

老舗の施設でも、
少しでも夜勤者の負担を軽減するために
導入を検討していきましょう。

介護事故が怖い

事故も急変と並んで
大きな不安要素のひとつです。

ですが、
発生要因や対処方法は
急変とはまた別の側面があります。

日頃からヒヤリハットをあげ、
リスク軽減をはかりましょう。

 

まぁ、そんなことは
どこの施設でも言われていることで、
大前提のことですね。

でも、実際最低限のことすらできないために
事故が起きているということもあります。

だから
ヒヤリハットや
事故後の再発防止策というのは
とても大切なことなのです。

しかし
事故を100%ふせぐことは、
夜間でも昼間でも不可能です。

急変と違って事故は、
少ない人数で対応している夜間だからこそ
起こりやすくなるものもあります。

「起きたら仕方ない」

という気持ちをもちつつ、

「ヒヤリハットや再発防止策をしっかりしよう」

という心構えでいれば良いです。

人的ミスをなくせばいいです。

事故を起こしたこと自体で、
利用者さんが痛い思いをして、
自分が落ちこんでしまうことも
あると思います。

ただ、
最初からそれを
自分の中で不安要素にいれてしまうと、
夜勤がより不安になってしまいます。

急変も事故も、
自分の力でどうにもならない範囲に関しては、
わりきって考えることも
あなた自身のメンタルをまもるうえで大切です。

自分の力でどうにかできるところは
しっかり力をそそぎましょう。

少ない人数で対応しなければならない

たいていの場合、
介護夜勤は1フロアに
1人介護職が担当します。

ユニット型施設の場合は、
協力ユニット16名〜20名程度を
一人で担当するかたちになります。

8時間夜勤か16時間夜勤かで変わりますが、
休憩をとることも難しい場合もあります。

急変や事故に対する不安も、
「何か起きたら一人で対応しなければ!!」
という要素からもきています。

人数の少なさに関する対処法というのは
正直難しいです。

人手不足といわれる介護業界で、
単純に夜勤のあたま数を増やすのは
口でいうのは簡単だけど、
実際問題むずかしいでしょう。

しかし
今いる現場の介護職員だけで
考えなくても良いです。

いくつか夜勤を手厚くする方法を
私の体験談や見聞きした情報を交えて
おつたえします。

フォロー夜勤の検討

夜勤者が1フロアに1人 → 1フロアに2人

というように
人数を2倍にするなんてことは、
現実問題どこの施設でも難しいしょう。

ただ、
「夜勤の人数を増やしてほしい」
という気持ちは夜勤者の誰もがもっているはず。

夜勤者が1フロアに1人 →
1フロアに2人

と、全フロアを倍にすることは難しくても、

夜勤者が4フロアに4人 →
4フロアに4人+フォロー1人

なら現実的です。

この方法は
うちの施設では取り入れていないのですが、
何人かの同僚が、他の施設でこのような体制を
とっていたそうです。

基本的にリーダーや役職者が
フォロー番として夜勤に入ります。

役職者からみても
自分の事務仕事ができるので、
メリットがありますね。

準夜勤の検討

夜勤では
すべての時間帯が忙しくなるわけではないです。

忙しい時間帯に人を当てるなど
スポット的に取り入れることも有効です。

たとえば16時間夜勤なら、
合間に8時間準夜勤がいるとか・・・。

以前つとめていた施設では
導入が予定されていたのですが、
その時期に私自身が退職してしまったこともあり、
その後どうなったかわかりません。

役職者の事務作業を夜勤帯に

フォロー夜勤と話と少しかぶります。

これは私が管理職として実際にやっていました。

リーダーや管理職に与えられる
事務作業日のいくつかを
日勤帯から夜勤帯に変更してもらいます。

たとえば、
9:00 〜 18:00の勤務を
13:00 〜 22:00に変更して
遅い時間帯に夜勤者や遅番の
フォローに入ったり。

何もパソコンをカタカタうっている仕事を
朝〜昼間限定でやる必要はないです。

上記の時間帯なら
日中に会議を行ったり、
電話をしたりもできます。

フォロー夜勤ほどではありませんが、
何かあったときに対処しやすい人員がいる
というのは、
夜勤者の精神的な安定にもつながります。

ただし、
夜間帯手当が発生してくるという問題もあるので、
提案するならその部分も考慮が必要です。

改善を積極的に提案しよう

強い意志

あなたが
一般職員でも役職者でも、

「こうしたらもっとよくなる」

と改善していくことが必要です。

施設長や理事長など、
管理者の人は現場を知らないわけですから、
何も言わなければ何もかわりません。

私自身、
管理職ということもありますが、
署名を集めてまで
休憩のためにスタッフルームを作ったこともあります。

身近な同僚や上司を巻き込んで、
「こうやったらもっと現場が楽になる・・・」
「こうやったら無駄をなくせる・・・」
というような
改善案を積極的に提案しましょう。

愚痴や不満だけでは
何も解決することはありませんし、
余計に自分が嫌になってしまいます。

 

次回
【不安への対処法】夜勤の不安に対処する②【改善案の模索】
夜勤 楽しみ 不安 夜勤明け
に続きます。

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