こんにちは。
今年1月に、退職届を会社に提出後、遅れながらも4月上旬に退職することができました。
ご興味のある方は、今までの記事をご覧ください。
https://lovemyhome.jp/category/slowlife/slowlifeblog/
今日は、『退職後、ニートを経験して分かったこと』と題してお話します。
4月に退職できた事を先にお話しましたが、実際には3月末から休み、ほとんど家にいる生活でした。
今までバリバリの『仕事命』人間で、月に40〜50時間残業をしていたにも関わらず、急に生活が一変したのです。
結果、良かった事もあれば、悪かった(考えが甘かった)こともあります。
これから
「会社を辞めたい」
もしくは
「休職したい」
と思っている方の参考になれば幸いです。
もくじ
休職・退職して良かったこと、悪かったこと
人間関係の変化
まず第一に、密な人間関係がなくなったことにより、ストレスが激減しています。
ベストセラー『嫌われる勇気』などで有名になったアドラー心理学では、『すべての悩みは対人関係』と言い切っています。
私はこの意見について、すべて人間関係が原因とは思いませんが、おおよそ8割くらいはそうだと思っています。
介護施設の仕事は一人では絶対にできません。ご利用者という相手もいれば、職員とも協力が不可欠です。
多くの職員と協力する中では、意見の相違があって当然なのですが、やはりどこかでストレスダメージは蓄積されていたのでした。
現在は、そのストレスが全て解消され、本当に楽になりました。
反面、人恋しくなってしまったのも事実です。
十数年間、あれだけ毎日、いろいろな人とコミュニケーションを行っていたにも関わらず、今はほとんど一人の時間が多いです。
LINEやSNSでやりとりはできるものの、それらは生の人間ではないから、どこかで寂しさがありますね。
家族・友達・恋人・夫婦、同僚、というすべての人間関係に言えることかもしれませんが、ストレスと心地よさは表裏一体なのです。
煩わしさを無くなったとたん、寂しさが増加しました。
また、別の要因からもコミュニケーションの大切さがわかります。
長年、介護の仕事をしていましたが、認知症になる人、ならない人は、いかに会話を多くしているかということも要因のひとつといえます。
確かに、会話自体がストレスになり、若年性の認知症を発症する方もいます。でも、全く誰ともコミュニケーションをとらないことも、口を動かさなくなるため、認知症発症のリスクを増加させます。
こうした寂しさや認知症のリスクを解消するのに、心がけていることがあります。
ひとつはアウトプットをしまくることです。
楽器の演奏、ブログ、SNSなどで、どんどん考えをアウトプットしていこうと思います。
ふたつめは、声を出したり、散歩をして外の人と会うことです。
とくに今、YouTubeでカラオケが無料で出来たりするので、積極的に発声を心がけてますね。
生活リズムの変化、取り組み
休養を始めてから、規則正しい生活と8時間睡眠を心がけています。
もともと介護施設の仕事は、
早番 7:00〜
遅番 13:00〜
ショート夜勤(8時間勤務) 22:00〜
ロング夜勤(16時間勤務)16:30〜
という超不規則ともいえる生活でした。
人によっては、それに全然耐えられる人もいますし、私も若い頃はヘッチャラでした。
でもそれをずっと続けていて、40歳に近づくにつれてどんどん体力が落ちていきます。
どこかでこれを辞めないと、おかしくなるな・・・と感じてはいました。
そこで休養後は、毎日
6:00起床 22:00就寝で、8時間の睡眠を必ず確保することをはじめました。
・・・が、
楽な生活になれると、それはそれで続かないと思いました。
今までは仕事があったから、イヤでも決まった時間には起きていたものの、強制力がなくなると、
「今日はちょっと遅くてもいいかな。」
・・・というように自分に甘えが出てきて、今はすっかり7:00くらいの起床、23:30くらいの就寝になってしまいました。8時間の睡眠もとれていないですね。
もともと自分は、『継続できない人間』だということを分かっているので、ルーティンを変える必要があると思いました。
とはいっても、超絶不規則な生活から逃れられただけマシですけどね。
活動の変化
今まで不規則な勤務を続けながらも、「将来のために私生活でも何か活動をしないと」・・・と思ってKindle本執筆を中心に、ブログ、イラスト描きなどを続けてきました。
ですが、やはり本職を続けながらでは、何もかも中途半端になってしまうと思いました。
本職を辞めれば、自由な時間が増えるので、こういったものにコミットできると思っていました。
・・・が、
・・・が・・・が、、、、(汗
これにもまた、自分の甘えが出てしまうでした(笑
最初から、活動の時間と遊びの時間を分けていたのですが、目の前に遊べる環境があると、その環境に打ち勝つというのは非常に困難です。
これに関しても、前項の規則正しい生活とともに、ルーティンを変える必要があると思いました。
収入の変化
そもそも、職を失って、再就職もしないで、どうやって生きているのか・・・?
実は、私は正社員として仕事しなくても、普通に生きていける状況ではありました。
過去の記事でもさんざん書いてきましたが、適切な方法で株式、債券、インデックスなどに長年資産運用してきたので、そのおかげもあります。
投資関係で、近年もっとも大きかったのは、ビットコインを買っていたことでした。
暗号資産の増加のおかげで、将来的な不安がさらに軽減しています。
この記事では詳しく書きませんが、これは神様が、
「お前は収入のことなんか考えず、ちょっと休みなさい」
・・・と言っているようでした。
<参考記事>
【資産運用】
ビットコイン、私は売らないで持ち続けます
【長期投資】
とはいえ、生活は切り詰めています。無駄な出費は今まで以上にせず、次にお話する食生活の改善を行うことで、出費が少なくなりました。
現在は、自分のできる仕事をとることをスタートしようと、クラウドソーシングサイトに登録をしたりしています。
また、介護の仕事じたいは好きで、一生続けたいと思っているため、将来的に起業をする予定ではあります。
体調・食生活の変化
不規則な生活をおおむね改善できましたが、食生活に関しても規則正しく変えています。
基本的に白米と味噌汁が中心で、それに加えて、漬物、魚、海苔、卵などをとっています。
これは、漢方の先生に学んだ日本人の食事形態にあう食事法です。
しかし食生活を正して、体調がすぐ良くなるほど甘くはありません。
これに関しては長期的に見ていく必要があるでしょう。
今のところ、これは自分に甘えることなく継続できています。
出勤という強制力が無くなった今、どう行動すれば継続できるのか
全体的には、この2週間ほどで
『人は誘惑に勝てない生き物』
だということを感じられました。
いや、『人は』というか、『私が』かもしれません。
基本的に何かを継続するためには、意思だけでどうにかなるものではないと、40年近く生きて分かりました。
また新たなルーティンを作り出し、変えていきます。
明日の記事にてお話させてください。
[…] <参照記事> 退職後、ニート経験して分かったこと […]
[…] 退職後、ニート経験して分かったこと […]