【独身マイホーム購入記⑦】マイホーム購入、決断！【購入決定】

変わらなきゃいけないと思う気持ち

「お前は何でも、カタチから入るんだな。」

よく職場の上司に
こんなことを言われていました。

私は何ごとも、
当たりばったりということができない性格で、
きっちり計画をたてるなり
準備をしてから物事にとりかかります。

その結果
うまくいかないこともありますが
大半のことはうまくいっています。

今まで書いてきた通り、

「自分はこのままではいけない
ずっと低収入のまま
この暮らしを続けるのか？」

「もっと変わらなけばいけないんだ！」

そんな気持ちで
ワンルームを脱出しようとしていたわけですが、
「自分を変えるためには環境を変える」
それも上司から言われたとおり
カタチから入るということに
なるのだと思います。

でも
環境を変えることは
とても大切だと思っており
今でもそう信じています。

私の場合は収入が少ないながらも
仕事にはやりがいをもって
取り組んでいたので、
その仕事をもっと頑張れるよう、

「自分の拠点となる【家】がほしい。
しっかりと礎（いしずえ）を築きたい！」

そう思っていました。

「もっともっと勉強して、
もっともっと成長したい！」

「家を買って
勉強をするために自分の書斎もつくりたい！」

もう、低収入とか独身とか、
あまり関係なくなってきました。

「自分の人生だ
とにかく後悔しないように行動したい！」

自分の思いは、
自分でもとめることができないほど、
どんどん強くなっていきます。

ただ単に広い賃貸アパートに引っ越すのではなく、
「どうせ引っ越しをするなら家を買いたい」
という気持ちに完全にシフトしていました。

そして、
「中古だったら買えるかなぁ？」
「新築ならローンは大丈夫かなぁ？」
と具体的にいろいろ調べはじめました。

さいわい
学生時代に学んでいた会計の知識があり、
低収入でも貯金をしてこれたことで、
計画をしたらそのとおりに実行できることには
自信がありました。

それこそ
カタチから入る自分の良いところです。

ただ、買えるか買えないか、中古か新築か・・・
というような情報はいろいろ調べていたものの、
決断にはいたらないままでした。

そのような状態で
２、３ヶ月がたったある日の夜のことでした。

住んでいる賃貸アパートは
一人ぐらし専用のアパートで、
９年近くはとなりや上の物音すら聞こえない、
「音」に関しては快適な生活をおくれていました。

しかし最後の１ヶ月くらいになり、
上の住人男性が毎晩仲間と
一緒にバカ騒ぎをするようになりました。

ひどい時には
物音や笑い声で目覚めてしまうほどです。

毎晩のストレスでろくに眠れもせず
アタマがおかしくなりそうでした。

そして、突然何かがふっきれました！

「あああああああああああ、うるさい！」

「引っ越そう！もう家を買おう！
決めた！！！本当に決めた！！」

今までの
低収入だから買えるか買えないか・・・とか
そんなモヤモヤが本当に一瞬でふっとびました。

言っておきますが、
これは行き当たりばったりではありません。

もう何年も家がほしいと思ってきて
そういう思いが蓄積されていたから
決断できたのだと思います。

この時、決断した状況は今でも忘れられません。

「買おう！よし買おう！！😄」

と一瞬で迷いが晴れ
決断したのですね。

人生の決断はいつ
どういう時にするのか、
自分でもわからないものだと
思いました。

結婚もそんな感じなのかな・・・？