【悲劇のヒーロー】人生がめちゃくちゃになったのを他人や世の中のせいにする人々

こんにちわ、アルゴです。

コロナもだいぶ下火になってきましたね。

私としては５類になるとマスクをしなくて良くなるのが嬉しいです。

頭痛の原因の一つがマスクである事は疑いようがありません。

下火になったとはいえ、このコロナ渦の３年間で職を失ったり自殺したりした人が報道でも取り上げられました。

無職になり住宅ローンが払えなって、自宅を売却するケースも増えているとのこと。

YouTubeでとある動画を見つけたので、下記にリンクを貼っておきます。

動画では二人の中年男性のエピソードが語られてます。

一人目の男性　橋本さん（５３歳・男性・仮名）

うーん、このケースだと、ローンは月々たった６万円なんですよね。

６万円って、私が最初にひとり暮らししていたワンルームアパートの家賃と大差ないですよ（笑

まぁ、実際には固定資産税や団信、管理費・修繕費なども含まれ、住居費用としてはもうちょっとかかるでしょうけどね。

それにしても、この金額が払えないのならば、自宅を売って賃貸に移ったとしても家賃が払えるとは思えないです。

住み始めて５年で売却決意をした行動は良いですが、こんな短いスパンの資金の見通しもつけられず住宅ローンを組むのはホント危険だと思います。

まず働けていた頃から貯金が２００万円しかなかったというのは、けっこう厳しいですよね。
私もこのブログで過去に住宅ローンを組むメリットを書いているのでなんとも言えないですが、家を買ったり売ったりする前に一人の大人として、家計簿をつけたり計画的にお金の工面をしていかないといけないと思います。

サブプライムローンやリーマンショックの事を思い出しました。

しかし無職になった原因を何でもコロナのせいにする人が多いですよね。

はっきりいって条件を選ばなければ職なんていっぱいあるんですよ。

私は２０年間介護の仕事をしてきましたけど、もはや人の排泄物を扱ったりすることに何の抵抗もないです。

そういうちょっと人のやりたがらない仕事ならばあるんですよ。

万年人手不足の介護業界は、資格がなくても採用してくれるところばかりですし、ましてや首都圏なら地方よりも給料は良いはずです。

でも人によっては、「俺はそんな仕事やりたくない」と、介護に限らず仕事を選んでいたりしたら、中年になって仕事なんかあるわけないですよ。よっぽどのスキルがなきゃ。

二人目の男性　滝川さん（６４歳・男性・仮名）

こちらは一人目の男性よりもきびしい感じですね。

起業してうまくいっていた時に月に手取りが１００万円を超えていたとのことですけど、なぜ稼いでいる時に繰り上げ返済とかしなかったのでしょうか？

繰り上げ返済に関しても私のブログで取り上げていますが、投資をして運用するならば繰り上げ返済なんかせず住宅ローンを借り続けることは大いに意味があります。

でも、後に支払いが滞るほど家計が切迫してしまうなら、そういう事はしていなかったんでしょうね。そしてやはり資金計画に問題があったと言わざるを得ません。

私が一番気に入らないのは、この男性は悲劇のヒーローぶっているところです。

この男性は別のメディアの取材にもこたえていて、
「コロナが人だったらぶん殴ってやりたい」
…とも言っていたのです。

この動画では、
『１０年前から宅配寿司店の売上が落ちた始めて、コロナが追い打ちをかけた』
・・・とありますが、
１０年前から落ち始めたのはコロナ関係ないですよね。（笑

むしろコロナになってから外出が減ったことで巣ごもり需要が上がり、ウーバーイーツとか宅配系は伸びているんです。

寿司というのは同じ宅配でも高級志向もありますから、ウーバーイーツのように…とはいかないかもしれないです。
でも売上が落ちたのはコロナのせいじゃないでしょっ！って感じですよ。

ましてや、固定資産税と国民健康保険税あわせて５００万円近くを滞納って・・・

高い家のローンをどうするか考える前に、私達が当たり前のように払っている税金を払えよという感じです。

そしてローンが払えなくなるとコロナのせいにしている。

こういう人は何がおきてものせいにするんでしょうね。

経営者の資格はないです。

私はこのブログやYouTubeで会社をやめてストレスなくゆったり働き生きていくことを推奨してきました。

自分でもそのような人生を選びましたが、それは若い頃から無駄な事にお金を使わず投資や貯蓄をし、生きていくのに困らないお金があるからです。

親や兄弟にお金を無心したり、身体が元気なのに働かず生活保護をもらったりしているわけではないのです。私がこのような暮らしをすることで、誰にも迷惑をかけていないのですね。

だから今後、私がどうなろうとも自己責任としか言いようがありませんし、そういう覚悟でブログや動画で情報発信をしています。