こんにちは、アルゴです。
ブログが完全にYouTubeの下書きみたいになってしまっていますが、今後もこのスタイルを継続します。
ブログほどじゃありませんが、YouTubeも少しずつ見てくださる方が多くなってきてモチベーションが増しています!
今日は自己啓発本についての話です。
世の中にある自己啓発本、読んでも意味ない?
世の中に自己啓発本ってありふれていますよね。
書店にいっても、目立つところに新刊ビジネス書がずらーっと並べられており、サラリーマンを中心に立ち読みしている姿が見受けられます。
そんな中、ここ数年で、YouTubeやブログなどで、
「自己啓発本は読んでも意味がない」
「自己啓発本を読んでも成功者になれるわけじゃない」
という声を、影響力のある有名人を筆頭にたくさん聴くようになりました。
実際にそうした声をあげている人自身も自己啓発本を出しているわけですがね😅
まぁ、本を出す事じたいがビジネスですし著者の収入にかかわってくるわけですから、発言と矛盾していても仕方ない部分もあります。
一概に自己啓発といってもジャンルをさらに細分化すると、ビジネス書、心理学、哲学、考え方など、幅が広いです。
書店でも、一つの本がビジネス本のコーナーに置かれていたり、自己啓発書というコーナーに置かれていたりするので、『自己啓発』という明確なジャンルはないのです。
そういう意味では私自身も、高校・大学時代から自己啓発に相当する本を、累計1000冊以上は読んできたのではないかと思います。
大半は図書館で読み、買った本でも「これは駄目だな」と思った本は全てブックオフに売ってしまいましたが…
30代半ばでそういったジャンルの本を買ったり借りたりすることはなくなりましたので、だいたい20年くらい自己啓発本を読みながら四苦八苦もがいていたということになります。
そんな私が、「自己啓発本は意味ない」という批判に対しての意見を述べます。それはこの記事の最終結論でありますが、先に話してしまうと、
■読む読まないに関わらず、成功する人とそうでない人は、たった一つの明確な違いがある
という答えになります。
もくじ
なぜ自己啓発本が批判されてしまうのか?
なぜ、自己啓発本を批判するような意見が近年聴かれるようになってきたのでしょうか?
その大きな理由として、
自己啓発本は世界中で売れ続けているのに、その数に比べて『成功』している人が圧倒的少ないからです。
自己啓発本とは、ジャンルにもよりますが、ある意味、著者の成功体験(自慢)が述べられているものが多いです。その著者自身はあるていど成功しているから本を出すわけで、単純にその成功の秘訣を本から学ぼうというわけです。
でも結局成功しないからまた次の本を買ってしまう。そしてまたそれを読み終えると次の本へ・・・と。
このように、自己啓発マニアになってしまう人が多いことから、そういう批判があるのも頷けます。
先程述べたように、私自身も1000冊以上読んでいるわけですからね(笑
自己啓発本を読むこと自体に意味はあるのか?
さて、読んでいて人生がうまくいかないと感じるからといって、自己啓発本が意味がないわけではないと私は確信しています。
そもそも、自己啓発本を読む理由とは、自分の考えや習慣を変えることが目的です。
ですがよく考えてみてください。
今現在の私や皆さんの考えって、いったいいつ構築されたのでしょうか?
数々の本を読んでも「人生がまだ成功していない」と感じる方も、今現在の『自分』そのものは、そうした過去の外部要因からの影響を受けていないのでしょうか?
そもそも『言語』を習得するという行為じたい、両親という外部環境がなければ不可能です。
日本における『戦争を二度としてはいけない』という考えであったり、反対に『戦争が聖なる戦い(聖戦)』というような考え方もあるのです。こうした『世間一般の常識、世の中のルール』というものを認識できたのも、生まれた国や宗教によるものが大きいと私は思います。
別の国に生まれていたら、全く違う思想のもとで生きていたかもしれません。
これこそが『自分の考え、思想』と思っているものは、外部的な要因を受けているのは間違いないのです。
自己啓発本というものも一種の外部的要因です。
中学を卒業するまではマンガやゲームの攻略本くらいしか読んだことのなかった私ですが、様々なジャンルの本およびその思想にふれるたび、それが自分のアタマの中に入ってきて、吸収されていったのです。
マンガやゲームの攻略本しか読んでいなかったならば、起業もしてなかっただろうし、こうやってブログ記事を書いていることもないはずです。
そのような意味では、生活環境、学校の勉強、ゲーム、アニメ、映画、小説、遊び、友人・・・。
これら全てが外部的要因として自分に影響を与えており、それら全てとの出会いじたいが自己啓発になっていったともいえるのです。
今の自分とは、40代まで生きてきた中で受け続けていた外部的要因によって出来上がったのです。もちろん、遺伝的な要素もあるとは思いますが、両親やきょうだいとは、生活や仕事感に関して、全く『価値観』が違うのです。
だから、自己啓発本を読んでも意味がない…ということは、全くありません。読んでも内容を忘れているほどテキトーに読んでいるのでなければ、良くも悪くも影響を受けるはずなのです。
ビジネス本を読んで良い部分を吸収するもよし。
そうした難しい本を読まず、ゲームやアニメ、小説などから学ぶのも自己啓発なのです。
必然的に年齢を重ね、たくさんの経験をしている人ほど、『自分の考え』というのが凝り固まってきてしまいます。なので、そうした段階においては、
「もう自己啓発本なんて読む必要ない」と感じるかもしれませんね。
ですがそれは、「今まで読んだ自己啓発本が全部無駄だった」ということではなく、様々な要因で『自分の生き方』というものが構築された証拠なのだと思います。
成功する人、成功しない人のたった一つの違い
この記事ではさきほどから『成功』というワードを繰り返し述べていますが、何をもって『成功』あるいは『失敗』なのか、定義をはっきりしておきましょう。
定義は人により異なるとは思いますが、ここでは世間一般の認識として、『多くの人よりも経済的に豊かになっている状態』もしくは『その人自身が幸せに生活している状態』を『成功』ととらえます。
世の中には、数え切れないほどの『自己啓発』に相当する本が発売されています。しかし、最も多く売れているのは、何十年も前に発売されている世界的名著です。
例をあげると、デール・カーネギーの『人を動かす』は今から90年近く前の1930年代に出版されており、今も売れ続けています。
もっともっと遡ると、『釈迦』『孔子』『キリスト』『ソクラテス』という世界四大聖人の偉大な教えは書物となり、今でも読みつがれています。
キリスト以外の3人も、紀元前の人なんです。
そう考えると、『成功の哲学』『成功の法則』というのは、2000年以上前に完成されているのです。
にも関わらず、未だに自己啓発の新刊は、毎月のように発売され、そして売れ続けています。新刊でもベストセラーになる本だってあります。
にも関わらず、どうして圧倒的に多くの人は『成功』しないのでしょうか?
そのたった一つの理由・・・それは
『行動しない』からです。
さきほどの項で、全ての外部的要因により、自分の考え・思想がかたまっていくと私は述べました。
ですが、いくら良いものを吸収しても、実際に『行動』にうつしていなければ何の意味もないのです。
だって、そうじゃないですか。
いくらビジネス書、ゲーム、アニメ、小説などで自分の考えが構築されていっても、そのまま家でボーッとしてて何もしなかったとしたら、何も起こらないんですから(笑
新刊のビジネス書が書店で並んでいるのを見かけたら購入、そして読んで良い気分にはなっても、明日から自分の行動じたいが変わっていなかったら、何も変えることはできません。
『行動』したとしても、うまくいかない事だってあります。
世の中の成功者と呼ばれるような人たちも、その成功の数よりもはるかに多い失敗を繰り返しています。
しかし『行動』して『失敗』することにより、その『失敗』を『反省』してちょっとずつ前に進めているのです。
ただ、『行動』がなければ反省の糧となる失敗も生まれないのです。
ちょうど前回の記事で、私の考えるスローライフの定義について述べました。
その記事の中で私が目指すべくスローライフの項目を4つあげました。
しかしこれら4つの項目すべてもまた、大きなアクションを起こさないと達成できないのです。
何もせずに家でぐーたら居眠りをしてネットフリックスを見ているのが、スローライフではないのです。
私の目指すスローライフとは、私にとっての『成功』のかたちであります。それを目指すために、私自身も行動を続けていかなければなりません。