Twitterにて、『相互フォロー』『お返しいいね』等を辞めた理由

このブログの前身となる一番最初のブログを立ち上げたのが5年ほど前。

それからブログの収益化と集客のためにTwitterやInstagramなどのSNSを始めたのが4年ほど前だ。

Twitterは主にどうでもいい愚痴やブログやnote、YouTubeの宣伝のために使っている。Instagramは最近投稿していないが、自作の漫画などを投稿している。

Instagramは趣味のイラスト投稿を楽しんでいたし、他の人のイラストや写真を見るのも大好きなので、今もそういう使い方をしている。

いっぽうでTwitterの方は、ひたすらフォロワーを増やすことを目指していた。
「フォロー返し、相互フォローします」と書かれたアカウントをこちらからフォローしたり、逆にフォローしてくれた方をフォロー返ししていた。フォローだけでなくいいねも同様だ。

日本人というのは「何かしてもらったら何か返してあげたい」という気持ち、また逆に、「こちらが何かしたら、何か返してもらうのが当然である」というのが文化として根付いている。

そういうわけでフォロワーは順調に増えていった。たぶん、1年くらいで300〜400人くらい増えたのではないだろうか。

 

だが、相互フォローで獲得したフォロワーは、基本的にブログを見に来てくれたりはしない。当初、介護専門のブログを立ち上げていたが、介護職のフォロワーですら見てくれない。(アクセス解析でわかる)

現在の私のブログで一番アクセスがあるのは、玄米食について書いた1つの記事。ついで病気、健康、メンタルに関する記事が多い。

いずれもTwitterで宣伝した記事ではなく、Google検索やYouTubeから来ている。

ブログのアクセスアップのために始めたTwitterだったのに、全くもって本末転倒だ(笑

まぁ、私の運用の仕方が悪かったのもあると思う。いろいろ反省した結果、今取り組んでいるnoteやYouTubeはおおむねうまくいっていて、それらが電子書籍の売上につながっている。

 

これによってわかったのは、Twitterの相互フォローは、収益化のために何の意味も成さないということだ。

もちろん、自分がTwitterで他の人のツイートを心から楽しんでいるのならば問題ない。だが、相互フォローでフォロワーを増やしても、人生において何の役にもたたない。

仮に相互フォローで1万人のフォロワーが増えたとしよう。自分をフォローしてくれた人が1万人いるわけだが、自分がフォローしたのも1万人だ。

一人の人間が、そのフォローした1万人の人間のことを、ひとりひとり覚えているはずもない。となると、数字だけが独り歩きする。一体、何のためにフォロー&フォロワーの数字を増やしているのかと疑問にならないか。

 

相互フォローによるフォロワーはフォローしてくれた方といって、その人は自分にとって何の興味もない人である。

「フォローだけではなく、毎回 ”いいね” してくれるからそんな事はない!」と反論があるかもしれないが、こちらから”いいね”していれば、先程言ったように日本人というのは義務感で返してくれるものなのである。

こちらが “いいね” を辞めたとたん、
「ああ、この人は最近、自分のツイートに “いいね” してくれなくなったな。私もしてやるもんか!!」
と思われ、何も返ってこなくなる。これこそが証拠だ。

もちろん、ホリエモンやヒカキン、松本人志、その他何十・何百万もフォロワーがいるスターは別である。ああいう人は本当に影響力と魅力があるからこそ、人々は “いいね” して、リツイートもするのだ。

しかし私達凡人がTwitterで “いいね” されるには、こちらからしなければならないのだ。こちらがしているから、返してくれているだけという事実を認めざるをえない。

 

相互フォロー・相互いいねに費やした時間は、人生において何の生産性もない無駄な時間である事がわかった。だからTwitterは主に検索ツールとして使うことにしたのである。
(YouTube動画だけは宣伝しても見てくれるので、時々上げているが…)

私はこの事実を、SNS運用して1年くらいで知ることができた。それは本当に幸いである。

空いた時間を自分の個人事業の開業であったり、note、YouTube、電子書籍の執筆などにあてることができたのだから。

noteはいちおう相互フォロー機能はあるが、Twitterでその無駄に気づいてからは一切していない。それでもフォローしてくれた方が260人以上いる。私が本当に記事を見たくてフォローしている方からフォロー返しをされたりするが、その方々を除いてもそこそこの数字だと思う。

YouTubeも登録者が450人を超えた。こちらに関しては相互登録などという概念は一切ないし、完全に実力勝負である。

電子書籍はお金を払って私の文章を見てくれている方である。無料のnoteやブログによる情報(私以外のものも含む)があるのに、わざわざお金を払って見てくれている方がいるのは、非常に自信になる。

相互フォローで意味のないフォロワーをひたすら増やすことに時間を使うよりも、実際に収益になり自分の生活がラクになる生産性のあることに時間を使うべきである。