こんにちわ、アルゴです。
予定通り6月に入り、マンション売却にむけて動き出しました。
不動産エージェントの方に自宅を内見していただき、査定、金額を決めて売却契約をしました。
私は株や仮想通貨などの投資をずっとしてきましたが、このマイホームも結果的にはひとつの投資でした。
しかし、このブログの『低収入・独身・マイホーム購入記』につづってきたように、購入当初は投資や売却を前提としたものではありませんでした。
その時は長年勤めていた職場の正社員でしたし、仕事が命と考えていました。
仕事のために生き、そのために食う、寝る、という生活です。仕事が楽しかったから、仕事だけが生きがいだったのです。
しかしそんな情熱も、30代後半になって自分がバーンアウトしたことにより消え去ってしまいました。それもYouTubeやブログ、noteでさんざんお話してきましたね。
「自分の拠点をしっかりかまえて、仕事に集中したい!」という気持ちが、マイホームを買おうと思った動機の一つでした。
だから今は、現在住んでいるファミリーマンションに全くこだわりはありません。
著書でも書いていますが、実家の近くに戻ろうと思っています。
不動産を売却するというのは人生初めての経験です。そして、今後もうないかもしれません。
40代〜60代にむけての人生設計はしっかりと自分のアタマの中にあるので、それにむけて、たぶんたった一度であろう不動産の売却を成功させることは非常に大切なことなのです。
どこの不動産屋にお願いしたかというと、東京に本社がある不動産会社です。
ネットでみても非常に評価が高かったですね。
なぜ地元の不動産ではないのか?きちんとした理由があります。
大手の不動産屋(野◯、住◯、三◯、など)は、基本的に信用できないことがわかったからです。
私も不動産業界の事情については全く詳しくなかったのですが、売却にむけてちゃんと調べているうち、大手の不動産屋は非常にゲスいことをやってるということがわかりました。
まず前提としてですが、不動産取引には『片手取引』と『両手取引』というものがあります。
不動産を中古で売る場合、友達に売るとかでなければ基本的には仲介となる不動産会社を通すわけですが、その仲介会社が日本全国に広く宣伝して買い手を見つけることになります。
買い手のほうも、友達から買うとかでなければ同じように仲介となる不動産会社を通すわけですね。
売り手 ⇔ 売り手側仲介会社 ⇔ 買い手側仲介会社 ⇔ 買い手
…というような構図です。
そして売買が成立したときに、売り手は売り手側仲介会社に売却額の3%の手数料を払い、買い手側は買い手側仲介会社に購入学の3%の手数料を払うことになります。
上記の流れが『片手取引』になります。
でもこれがもし、売り手側仲介会社と買い手側仲介会社が同じ会社だったら???
その場合、仲介会社は売り手、買い手から双方から、計6%の手数料をもらえることになります。
その場合は『両手取引』とよばれます。
仲介会社からしたらこの『両手取引』のほうが得なので、圧倒的多くの不動産仲介会社は、それを目指すわけですね。
しかしこの『両手取引』は、基本的に利益相反が生じるので、フェアな取引とはいえないのです。
だってそうですよね、仲介人は高く売りたい売り手、安く買いたい買い手のどっちの味方なのかわからなくなるではありませんか!!
『両手取引』はアメリカでは法律で禁じられています。日本はずっと合法らしいです。
しかもタチの悪いことに、不動産を売ったり買ったりする素人は、そういった業界の事情を隠されたまま、不動産屋にいろいろ嘘をつかれて両手取引に持ち込まれています。
そしてどうやら、現実にも圧倒的に多くの取引が『両手取引』で行われているらしいのですね。
しかし中にはこうした不動産業界の現状に異を唱えて、フェアな取引を目指す会社もあるのです。
それが上述した東京の不動産会社です。基本的に片手取引しか行わないそうです。
そんなこんなで売却契約が締結しました。
実際に売り出すのは準備期間を得て7月上旬になるとのこと!
また、このブログでおしらせしたいと思います。