こんにちわ、アルゴです。
このホームページの名前って、最初は『独身男、家を買う』という名前だったんですよね。
今思い返しても恥ずかしいです。
数年前から独身男という一見悲しそうに思えるキーワードを出して情報発信続けてるのですが、ここであらためて、40代、このまま独身で良いのかという事について考えたいと思います。
もくじ
私自身の恋愛経験
『独身』について語る前に、私自身のこともかいつまんでお話します。聴きたくないという方は、次の見出しまでスキップしてください。
20代前半のころ、付き合っていた彼女がいました。彼女は職場の同僚で、2歳年下でした。
当時私は彼女のことを、「世界一かわいい」「この人と結婚するために自分は生れてきた」そう思っていました。今思うと恋愛に盲目になっていましたね。周りのことが見えておらず、四六時中、彼女のことを考えていました。
しかし、3年ほどでそんな幸せな生活は終わりをつげました。当時の私はお金もなく、車もありませんでした。(彼女は車を持っていました)しかしお金なんてものはほとんど関係なく、一番の原因は私自身の心の未熟さにありました。彼女が他の同僚と仲良く話しているだけで嫉妬心が湧いてきたり、本当に大人になりきれていなかったのです。
しかし彼女と別れた後、彼女が妻子ある男性と不倫をしていた事が分かりました。『不倫』じたいが絶対的に悪とは言うつもりはありませんが、結果的に別れて良かったと今では思っています。
20代後半、出会い系サイトで出会った女性に恋に落ちました。この話は長くなるのでここでは語るつもりはありません。結果だけお話すると、結婚を前提にした同棲まで考えていた女性でしたが、トータル30万円ほど騙し取られ、結果的に音信不通になりました。
20代前半に付き合っていた彼女もそうでしたが、恋愛に夢中になると本当に周りの事が見えなくなっていました。自分が騙されていることに気づかないんですね。
騙し取られた額が30万円…これはまだ安いと思えます。しかし失った約1年半の時間は本当に無駄でした。自分では『恋愛』と思っていたものが、『恋愛』ではなかったんですから。
本当に自分がみじめでどうしようもなく、死にたいと思いました。
30代前半、知人の紹介でお見合いをしました。
お相手の女性は2歳年下でした。しかし結婚していない男女どうしを他人が引き合わせたお見合いです。話をしていても気が合うとは思えず、むしろ相手の機嫌を伺ってストレスを感じていることばかりでした。
何度かデートはしたのですが真剣にお付き合いするには至らず、連絡をとらなくなって、自然消滅してしまいました。
今回お話した3つのケース以外でも、私が片思いのままだった人、告白されて付き合った人などはいました。
しかしいずれにしても、その都度『恋愛』から開放されて自由になるたび、心の重荷が一気に消えさっていることに気づいたのです。
自分が誰にも縛られず自由でいること、それが自分にとって一番心地が良い状態であることに気づいたのです。
そのようにして、『恋愛』というものにストレスを強く感じるようになっていた私は、
「もう一生、独身でいい」という気持ちになっていました。
結果、「これからは自分のためにお金を使おう」という気持ちで、30 代前半でマイホームを購入しました。
まず、結婚は幸せなのか?
結婚=幸せ
多くの人はこのような価値観が前提にあると思います。
当然、不幸になるためにあえて結婚したり恋愛する人なんて、この世に一人もいないでしょう。
『独身である自分』よりも『結婚している自分』のほうが幸せだと思うから、皆結婚したり恋愛するのですよね。
昔は親どうしが決めた望まない結婚をしたというケースも多くあったようですが、現代はほとんどそんなことはありません。
自分から望んだ恋愛や結婚は皆、その先に希望を見据えて自分の意思でいるはずです。
私自身もそう思って恋愛に向き合ってきたわけですね。
それを幸せに結び付けられなかったのは誰のせいでもなく、自分のせいですが…
結婚や恋愛をしていても幸せでないケースは、私ごとだけではありません。
介護の職場にはなぜかシングルマザーの人が多くいて、実質、結婚はしていない状態ではありますが、子育てのために寝る間も惜しんで働いて、仕事を掛け持ちしている人ばかりです。
だいたいそういう人は、職場でもイライラしています。全く笑顔がありません。そういう人を見るたび、「結婚、出産というサイクルを得ても、結果的に幸せにはなれないこともある」ということがよくわかりました。
私自身やそういう人たちなど、悪い面ばかりに着目してしまっていますが、ようは最初にもどって、必ずしも『結婚=幸せ』ではないということを言いたいのです。
独身=不幸ではない、ということを声を大にして叫びたいのです。
20年間、介護職として様々な人の人生に携わってきた私が、お年寄りから学んだこともたくさんあります。
男性でも女性でも、介護を受ける年齢になるまで結婚経験がない人はけっこういるんですよね。
在宅サービスを使っている人の話ではありますが、そういう方々は年をとっても、自分の趣味に注力していたり、豪邸に住んでいたり気ままに暮らしています。
皆それぞれ、笑顔で人生の終盤を楽しんでいますよ。
40代まで独身で良かったと思えたこと
一番は金銭面です。
子供を一人20歳まで育てるのに、だいたい2000万円かかると言われています。
単純計算で、二人なら4000万円、三人なら6000万円です。
長年、低月給の介護職として働いてきた私は、もし結婚していたら当面、支払うことができない額です。
私は子育てに使わないお金を、若い頃から投資にまわしてきました。
貯金を投資にまわせたおかげで40代の現在でも、正社員をやめて月20万円くらいの個人事業をマチマチとやっていても、何の苦労もなく生活していけるのです。
お金というのは死んでしまえばなくなるのに、そのお金を稼ぐことに注力しながら生きていくのって、なんだか本末転倒な気もします。
二番目は自由です。
自分の時間を趣味などの楽しいことに使えます。
一番目の理由で金銭面について述べましたが、お金に余裕もあるので趣味にお金をかけられますよね。
行きたい時にどこへ行くのも自由・・・
好きな時に会社を辞めるのも自由です。
このまま一生独身でいくのか…?私のスタイル
今回の動画は、決して独身を皆さんに推奨するわけではありません。
人によって価値観はそれぞれだし、結婚をして幸せになる方もいっぱいいることでしょう。私の負け惜しみといえば、それまでかもしれません。
ここまで独身のメリットばかりを述べてきましたが、なんだかんだで「寂しい」などデメリットを感じる方もいるかと思います。
しかしネット全盛期の現在、LINEなどのSNSで気軽に誰かとつながれます。
家に一人でいてもオンラインゲームやネットフリックスなど楽しい事ばかり。そのおかげで私はここ数年、寂しさを感じたことがありません。
繰り返しになりますが、独身=不幸ではないのです。
40代になった今、今後の人生をこのように考えています。
■お見合い等の婚活をせず、自然体で過ごす
■良い人がいたら自由に恋愛をする
■独身である事じたいをあまり意識せず、日々の生活を楽しむ
これが、『独身』であっても幸せでい続けられるコツだと私は思います。