こんにちわ、アルゴです。
正社員を辞めてから、もうすぐ2年が経とうとしています。
正社員時代は休日出勤や残業などで月の休みは4日ほど、本当にブラックな労働をしていました。
正社員で働いていた頃は2年間が長く感じたのに、フリーになってからの2年間は本当にあっという間でびっくりです。
退職直後、
『働きすぎないこと』『仕事のために自分を消耗させては意味がないこと』
についてはさんざん、ブログやYouTubeでお話してきました。
それから時間が経ち、思うことがあるので、ここであらためて
『週5日働く』ということから離脱することについてお話したいと思います。
日本人が週5日働く理由
まず、なぜ日本人が週5日も働いているのか・・・?
正社員として週5日働いている人の理由を、私は大きくわけて次の3つに考えました。
① 週5日働かないと食べていけない
② 皆が1日8時間・週5日働いているから、それが当たり前だと思っている
③ 働きたいから働いている
ひとつずつ見ていきましょう。
もくじ
① 週5日働かないと食べていけない
私は独身なのでそんなことはないですが、自分の所帯をもっているとたしかにそういう考えになるかもしれませんね。
住宅ローン返済や子育ては、独身に比べて比較にならないほどお金が必要ですし、家族を養うために働きたくなくても働かなきゃいけないという義務感もあるかもしれませんね。
でも、『収入』という部分にフォーカスした場合、何も正社員で週5日働くことだけが方法ではありません。
このブログでも執筆していますが、日本人のほとんどがやっていない投資、不労所得の構築などで、自分が働く以外に収入源を確保することも可能なのです。
私でもできるのですから、頭の良い皆さんはもっとスマートにできるはずです。
② 皆が1日8時間・週5日働いているから、それが当たり前だと思っている
かくいう私自身も、ずーっとこの思考で生きてきました。
男性として社会に出た以上は、正社員としてその組織に尽くしていくものだと。
私より上の世代が皆そういう考えであり、そうやって教えられてきたので、自分も洗脳されていたのかもしれませんね。
私が子供のころは、父は土曜日も含め週6日働いていましたし、私自身も小学校に週6日通ってましたね。
そもそも『1日8時間、週5日働くのが当たり前』だと思っているのは日本人くらいなのかもしれませんね。
フランスはけっこう前から週休3日制ですし、数年前からヨーロッパ各国で試験的に週休3日がとりいれられているそうです。
しかし時代は変わりました。
日本においても、年功序列・終身雇用といった昭和の制度もとっくに崩壊しています。
働き方は多種多様であり、人それぞれがそれを選択する時代なのです。
2016年にリンダ・グラットンさんが書かれた『ライフシフト』という本では、今の時代の生き方について詳しく述べられています。
③ 働きたいから働いている
圧倒的多くの人が、義務的に仕事をしている中、収入に余裕があっても週5日正社員として働く人もいるんですね。
大企業の社長なんかになると、一生使い切れないほどのお金を持っているでしょうけども、それでも週5日どころか毎日働くという人もいますよね。
まず私も現在個人事業を行っており、働いている・・・というか、こういったブログ、YouTubeの動画編集もあわせて、週6〜7日活動しています。
でも1日8時間働くことはないですし、『自分がやりたくて開業した個人事業』そして『趣味の延長線上の電子書籍出版』。
もうそれらの境目がわからなくなってきてますし、収入のための電子書籍を執筆している時などは、働いているという感覚はまったくないです。
楽しんでやることというのは、仕事と感じないんですよね。義務的に1日8時間週5日働くのとはわけがちがいます。
一週間のうち70%をやりたくない仕事に費やすこと
私は長年、介護の仕事だけに費やしてきた人生でしたが、やりがいもたくさんありました。
前回動画で紹介したような、仕事をする上で本当に喜びを感じられるような事もたくさんあります。
ですが、それよりも多い『義務的な仕事』に加え
『休む暇もない』ブラックな状況というのは、働くことに対するモチベーションを大きく低下させました。
一週間は7日しかありません。
そのうちの70%である5日を義務的な仕事に費やすことは、人生がものすごいもったいないと感じました。
あなたの幸せを最優先にしましょう
とはいえ、
「働かないと食べていけないんだよ!」
「ブラックな職場だけど、自分が辞めたら会社が困るんだ!」
・・・という考えもあるでしょう。
でも、いったいなぜ、あなただけがそんなに苦労をしなければならないのでしょう?
世の中には、頑張りすぎなくても楽に生きている人はたくさんいるのです。
天下りの役人、子供部屋おじさん・・・
私が昔働いていた職場にも、現場が汗水たらして苦労をしているのに、陰でサボってアニメを見ている管理者の人がいました。
そういう人が何の苦労も悩みもないとは言い切りません。
ですが、過労で倒れたり自殺してしまった人がニュースで報じられるたび、なぜ、頑張って働いている人ほど報われない世の中なのだろうと思ってしまいます。
いったん、週5日労働をやめて大丈夫か考えてみよう
野良猫をなでているだけのYouTube動画や、自分の子供の写真を投稿しているインスタにファンがたくさんいるような状況です。
楽しんでやることが、収入につながることもあるかもしれません。
私自身、満足に動けない方のゴミ出しや草むしり、散歩など外出の付添など、誰でもできる事をするだけで、個人事業としてなりたっているのです。
また、電子書籍出版に関して。
趣味で日記など文章を書くのが好きだったこともあり、それを副業として収入に変えただけです。
『週5日、やりたくない仕事に行くのがつらい』
そう思っている方は、いったんそれを見つめ直して、自分の幸せを最優先したほうが良いと思います。
自分自身が幸せでなければ、人生がつらいだけじゃないですか。