【Defi】仮想通貨で資産が増えるしくみを種明かし(前編)

仮想通貨入門 Defi 不労所得 やり方

仮想通貨投資でお金が増えるしくみをカンタンに知りたい

ビットコインはわかるけど、Defiって何?

税金とか大丈夫なの?確定申告は?

みんなの疑問 冒頭分 イラスト

そのような疑問に対して、本記事(前編と後編)では、

・仮想通貨で資産を増やす方法を難易度別・段階別にご説明
・私個人が考える、仮想通貨が世界を変える理由
・仮想通貨の税金

などをお話しています。

そして、この記事を見る対象の方は、

・ブロックチェーン技術の基礎は勉強している

・仮想通貨投資のオススメの方法をしりたい
・基本的には株や債券等の安全資産運用をしており、それでも資金に余裕がある方
・このサイト以外でも、自発的に様々なことを調べられる方
・パソコンを所有している方

です。

長くなったので、記事を前編と後編にわけてお伝えします。

仮想通貨で資産を増やす方法を段階別に提案

介護職の給料明細 少ない

この記事を見る対象の方をしぼりこんだので、仮想通貨やブロックチェーン技術の細かい説明は省きます。そういう事を解説したサイトや記事は山ほどありますので。

この記事では、私自身が、Defiを触っていく中で、日本語でググっても情報が全く出てこずに苦労した部分をふまえて、どうやったら増やしていけばよいのか・・・ということに主軸をおきます。

なので、取引所で口座を開設する手順とか、そういった細かい部分は割愛しますので、ご了承ください。

ではさっそく、仮想通貨で資産を増やすための方法を、難易度別に攻略します。

レベル① ビットコインを買い、数年間持ち続ける

 

信頼性の高いビットコイン

ビットコインを買い、ただただ数年間持ち続ける・・・もしくは少額ずつ買い増していく。仮想通貨投資はこれだけでほぼ十分です。(^^)

ビットコイン価格に関して、将来的に日本円で1BTC=5000万〜1億円になってもおかしくないと言われています。

将来の価格なんて誰にもわかりませんが、長期の投資対象として、ただガチホしておく・・・ということだったら、難しくない投資です。

ビットコイン価格が上昇する根拠を簡単に言うと、

・総発行枚数が2100万枚と少ない
・知名度、信頼性、歴史がある
・有名企業が投資を行っている
・ビットコインETFも誕生
・PayPalやクレジットカードなど決済業界が参入

ちなみに私は、1BTC=30万円くらいのときから、コツコツ買っていました。

ビットコインを買える最小単位は、1億分の1BTCです。なので、0.0001BTCとかでも買えます。

短期的に見れば値上がりと値下がりを繰り返しており、この記事を書いているR3年4月現在では、500万〜700万の間を行ったり来たりしています。

ボラティリティが激しすぎるので、トレードで増やすことはオススメしません。利益確定をして日本円を得ると、そのたびに税金がかかってしまいます。

手順①-1 国内取引所でビットコインを買う

日本の取引所、『コインチェック』『ビットフライヤー』等でビットコインを購入しましょう。私は他のアルトコインも買っていますが、基本的にビットコインだけで大丈夫です。

コインチェック
https://coincheck.com/ja/exchange

ビットフライヤー
https://bitflyer.com/ja-jp/

私自身はコインチェックを使っています。コインチェックは過去にやらかした事件がありましたが、現在はマネックス証券の傘下であり、セキュリティが逆に強化されているので信頼できます。

レベル② ビットコインをレンディングして、利息を得る

 

お金を貸し付けることをレンディングといいます。

ビットコインをただ所持しているだけでも、将来の値上がりによって、売却したときに利益を得られます。これをキャピタルゲインといいます。

これだけでも良いのですが、もっと効率的にビットコインを増やすには、レンディングをしておいたほうが良いのです。

これは、レベル①でビットコインを長期保有することが大前提であることを説明しました。しかし、どうせ長期保有をして売ることがないのなら、レンディングをする方が年利3〜4%の利益が得られるので得です。

手順②-1 海外取引所の口座開設

 

ここでバイナンスという海外の取引所を開設して、国内の取引所からビットコインを送金することが必要になってきます。

「なら、最初から海外の取引所で買えば良かったじゃん!」
って思われるかもしれませんが、バイナンスでは日本円を扱っていません。ドルを持っている人であれば別ですが。

逆にいうと、ここに仮想通貨の魅力のひとつがあると思っています。細かい取引をせずに、国内で買ったビットコインのまま海外へ送金して使用できるということ。

ちなみに、GMOコインなど、国内取引所でもレンディングができます。しかし、後の項目でお話しますが、次のレベルにつながらないので、ここではバイナンスの開設をおすすめします。

手順②-2 Metamaskのウォレットを作り、バイナンスからMetamaskに送金する

 

バイナンスを開設した後には、自分のウォレット(財布)をつくりましょう。

国内でも海外でも、取引所にお金を置いておくというのは、ある意味でリスクです。本来であれば、ウォレットやいくつもの取引所に分散させて置いておくことが望ましいのです。

日本円だって、家に置いておくものや、複数の銀行に預けるものや、株式や不動産など金融資産に替えるものなど様々ですよね。それと同様です。

ウォレットにはGoogle Chromeの拡張機能の中にあるMetamask(メタマスク)をインストールします。

Metamask以外にもウォレットはあるのですが、これから解説するバイナンススマートチェーンというネットワークを使っていく中で有効なので、個人的にはMetamask一択です。

手順②-3 MetamaskをVenus protocol に連結し、そこでビットコインを預け入れる

 

ここがDefiの入り口ですね。

Metamaskにビットコインを送ったら、Venus protocol(ヴィーナス・プロトコル)に連結します。

ヴィーナスプロトコルとは、言ってみれば仮想通貨の銀行のようなもので、そこで仮想通貨を預け入れたり、借りたりすることができる場所です。

このヴィーナスプロトコルは、バイナンスの展開するブロックチェーンBSC(バイナンス・スマート・チェーン)上にある銀行です。なので、バイナンスで口座開設をする必要があったわけですね。

そして、そのヴィーナスでビットコインを預け入れます。これだけで年利2〜3%の利息を得られます。

 

レベル③ 預け入れたビットコインを担保にVAIを借り入れステーキングする

 

ビットコインを預け入れただけでも利息は得られるのですが、さらに上のレベルを目指します。

ヴィーナスでは預け入れた仮想通貨を担保提供することで、担保の60%を限界に仮想通貨を借りることができます。

預け入れたビットコインを担保とし、VAIという仮想通貨を借り入れます。

なんと、このVAIという仮想通貨は、借り入れても金利がかからないばかりか、信じられないことに利息がもらえるという謎仕様です(笑

借り入れたVAIを動かさず、ヴィーナスプロトコルに置いた状態にします。このことをステーキングといいます。

そして、VAIをステーキングをしているだけでさらに、年利20%くらいのXVSというトークンが授与されます。

XVSはR3.4月の時点で日本円にして1VAI=8000円程度。ビットコインの価値にはほど遠いですが、これから値上がりしていく余地もあります。

XVSを持ち続けても良いし、ビットコインに変換して、ビットコインの担保量を増やすということもできます。これは個々の判断になりますね。

 

今までのおさらいをすると、
レベル①でビットコインのキャピタルゲインを狙う(数年間)
レベル②でビットコインをレンディングしてインカムゲインを狙う
レベル③でビットコインを担保に別の仮想通貨を借り、トークンを増やす

となります。



仮想通貨は自己責任で

動物介護 職場の同僚 うさぎ

わかってます。自分でもうまく説明ができていないことが(笑

ただ改めてお話しますが、この記事では、こういう手順でやれば資産が増えるというオススメの手順をおおまかに解説しているだけです。細かい手順はご自分でお調べくださいませ。そして有用な情報はほとんど英語で、日本語の情報はほぼありません。

状況の変化がはげしいDefi業界では、自分で調べることができないと、ついていけません。

レベル④以上もある

 

今回は、ビットコイン購入〜レンディング〜別の通貨借り入れまでを説明しましたが、ここよりさらに上があります。

記事では解説しませんが、パンケーキスワップなどDEX(分散型取引所)で、持っている資産を提供することで、トークンをもらえるというものです。

ここは非常にハイリスク・ハイリターンなので、個人的にはおすすめしません。

ですが、本記事で解説したレベル③までであれば、初心者でも行うことは難しくないです。

 

基本的にはインデックス投資を!仮想通貨は自己責任

 

このブログでも幾度となく記事にしているのですが、基本的にはつみたてNISA等インデックス投資で、コツコツと資産を増やしていくのが一番確実で安全な方法です。

世界人口は増え続けるので、全世界株式インデックスや、S&P500に投資し続けるだけで、老後は安定です。

ただ、私はビットコインとDefiの将来に期待しているので投資しますし、ビットコインも基本的に売るつもりはありません。

仮想通貨は、基本的な『貯金』『資産運用』などができてから行うべきものだと思いました。なくなってもかまわないという余剰資金で、リスクをとりながら、ゲーム感覚で楽しむのも良いでしょう。

 

次回は、『仮想通貨で資産が増えるしくみを種明かし(後編)』です。

税金や仮想通貨の未来について、個人的に期待している部分をお話します。投資の参考になれば幸いです。



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