会社を辞めたのは4月に入ってからだが、3月下旬からカラダを壊し休んでいたので、実質、1ヶ月ほど家にいることになる。
この感、体調を治していく過程でも、起業するための準備を少しずつ進めている。
私は介護サービスの個人事業ができないか?とずっと考えてきた。組織に雇われながら週5日キッチリ働くのではなく、他の仕事もしながら、わりとフリーな感じで働くのだ。
<参照記事>
でも1ヶ月・・・いろいろ調査しながらやっているけど、これがなかなか難しい。
本当に前例がなくて、このまま続けられるか不安になることも、幾度となくあった。
もくじ
人に相談できない、そして相談したくない
何か新しいことを始める時。すでにモデルケースがあるなら、そのやり方を真似たほうが早い。これは起業だけの話じゃなくて、ほぼ全てのことに言えること。
そして、迷っているなら誰かに相談するほうが良い。なんでもかんでも聴くのは間違っているが、調べても分からないことや、地域の特性などは相談すべきだ。
ただ、私が簡単にそれをできない理由がある。
私がやろうとしていることに先駆者がいない
まず、自分の交友関係で、起業をしている人が圧倒的に少ない。
もちろん、特養や老健などの施設長は経営者といえるし、人脈もあるけれど、同じ介護でも進もうとしている道が違う。
多くは介護保険という国の税金でまかなわれている法人・・・私は介護保険という制約を受けないで介護の世界で、働こうとしている。
しかも違うことをしようとしているのに、同一市内というフィールドは一緒なのだ。
結局、相談しても否定しかされない
私が退職した時に、否定しかされなかったことを、以前の記事でお話した。
【スローライフブログ】退職する事を同僚や上司に伝えた時の反応
まず、会社人間という敷かれたレールから脱線することで、非常に批判があった。
同僚は皆、良い人ばかり。辞めた後もご飯に行くことがあるが、やはり起業の話となると否定的だ。私の足をひっぱろうとして、施設に戻そうとする。
皆、悪気があって言っているんじゃないことはわかる。私がリーダーの中でも、リーダーをまとめる主任という立場にあり、辞めるべき人間ではなかったから戻ってきて欲しいというのだ。
でも、そうした優しい人たちとも、どこかで付き合いを断ち切らなければならない。私は元に戻る気がそもそもないのだから、前へ進もうとしている気持ちの弊害にしかならない。
進撃の巨人の中で、メインキャラの一人であるアルミンが
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと… 大事なものを捨てることができる人だ」
というセリフを残していたのを思い出す。
今、その言葉が胸に突き刺さる。
会社は辞めてよかったと素直に思える
おそらく会社勤めをしていたら、永遠に残業に終われ、何もできないまま人生が終わっていくのだろう。時間的なものもそうだし、キモチ的な余裕もなかっただろう。
私は会社をやめて正解だった。
(*´∀`*)
しかし、全ての人がそうするべきと言っているわけじゃない。組織の中で会社に尽くすことが生きがいの人だっている。それはそれで素晴らしいし、私自身もずっとそうして生きてきた。
社会福祉という分野で、これからも働きたいというキモチは全く変わっていないのだから。
道なき道を進むのは大変、でも面白い
先日、こんなツイートをした。
☑ブログ
☑イラスト
☑起業準備
☑Defi一日中家にいたけどいろいろできて良かった。
(´ε` )でも、ずっとアリアハンで情報収集しているばかりで、いつまでも冒険に行けてない感はいなめないなぁ…。
— アルゴ@働き方模索中 (@algorunning) April 21, 2021
私はこの数週間で、毎朝ブログを更新するようにしているし、介護noteも更新している。時間がある限り、イラストを描いたり、投資なども行っている。
また、現状収益の基盤となっているkindle電子書籍の執筆もしている。
仕事を辞めても貯金や運用しているお金があるから、数年は働く必要もない。
でも、いつか貯金は尽きるし、何にお金がかかるか分からないので、収入を得る活動をせざるを得ない。失業保険ももらう予定だ。
そんな感じで起業準備も中途半端になってしまっている。焦らなくていいとはいえ、時間は有限なので、焦る。
「いつか起業しよう」だと絶対にできないので、開業目標は遅くても来年の1月としている。
「前例がないことは辞めたほうが良いよ」
という言葉は、本当に嫌いでたまらない。
どんなことだって、この世のどんなことだって、最初は前例がなかったのだ。
ライト兄弟が飛行機を発明に成功する数週間前の新聞で、「人が空を飛ぶまでに、あと百万年から一千万年かかるだろう」と報じられていたらしい。
私はこんな、先がわからない毎日を、非常に楽しんでいる。楽しみながら自分のペースでゆっくりと進んでいける。これが自分の求めているスローライフだ。
失敗するかもしれない・・・でも、最初からうまくいかないことが前提にあるので、大丈夫だ。
やりたいことにチャレンジできずに一生を終えていくなんて嫌だから、今を楽しんでいきたい。
オラ、ワクワクしてきたぞ。