この記事は前回
https://lovemyhome.jp/2021/03/19/burnout/
からの続きです。
もくじ
会社を辞める理由
そんなこんなで会社を辞める決意をした。
なにか嫌な事があって
「もうやめてやる!٩(๑`^´๑)۶」
と感情的に辞めるわけではない。
この判断を下したには、いくつか理由がある。
①自分の時間がない
自分の時間はもっとも大切だ。自分の時間がないと、休養や遊ぶ時間もなくなり、体調も壊してしまう。結果的には、自分自身にとって何も良いことがない。
私は今の職についてから、今まで趣味につかっていた時間がほとんどなくなった。
業界・職場でキャリアをつんで上へ行くたびに、給料と責任も上がっていくのは当然のことだが、自分自身の時間は減っていった。
以下は職場で人手不足だった時の私の勤務の例
1日目 7:00〜22:00(15時間勤務)
2日目 7:00〜22:00(15時間勤務)
3日目 7:00〜22:00(15時間勤務)
4日目 18:00〜翌9:00(14時間勤務)
5日目 18:00〜翌9:00(14時間勤務)
こんな感じの過酷な状態になる。
介護施設にもよるが、このような無理な勤務が発生している施設も少なくないだろう。
自分は管理職のため、シフトを作成する側だ。
残業が発生する際には、「自分が肩代わりしてあげなきゃ・・・」という気持ちになってしまうことが多くある。
しかしもちろん、これは労基に違反している。
勤務の終わりと次の勤務の間は11時間空いている必要がある。しかし上記の例では9時間しか空いていない。
これでは通勤退勤も含めると4,5時間ほどしか睡眠を取れない状態。
でも、こうしないと回らないし、施設のトップ層が助けてくれるわけでもありません。
休む時間も遊ぶ時間もほとんどありませんでした。何かしらの情報発信をしようとブログをはじめていましたが、ほとんど更新もできず・・・。SNSを開くきもちも無くなっていった。
40歳を前にして、
「自分の人生・・・これでいいのか??」
と考える。
②もっていた疾患が悪化
もともと抱えている疾患(メンタル系、内臓系)が複数あった。
そして上記のような無理な勤務がたたり、半年前から悪化していました。
ドクターからは、休養を勧められていたが、何にしても忙しく、辞めるどころか仕事量は増加していくばかり。
もともと仕事じたいは好きなのに、休む時間すらない状態ない。
楽しいと思っている仕事が多くても、休養せずにずっと続けていたらいつかぶっ倒れる。
症状に関しては今までも長年漢方薬を飲んでいたので、かなり良い状態ではあった。
しかし最近は西洋薬も組み合わせなければならず、副作用もあいまって、身体をこわしてしまったのだ。
③人間関係に疲れた
私は別け隔てなく、誰とでも普通にコミュニケーションをとる。
苦手な人、嫌いな人はもちろんいるが、そういう人でもコミュニケーションをとらないというわけではない。嫌なことを言われても暖簾のようにヒラヒラと受け流していたのである。
しかし、執着心の強い人というのは、私が休みの日にも電話やLINEをかけてくる。
私が「休みだから返さなくっていっか」
と返答をしないと、しつこく電話を鳴らし続けたり、次の出勤時に執拗な攻撃をされてしまっていた。
介護業界は女性社会であり、なにかあるとネチネチとはじまる。
ずっと受け流し続けてはいたが、、休養ができないこととあいまって、人と話すことも疲れた。
会社が辞めることを認めてくれない
さて、これだけ書いて、まだ会社を辞めることは決定していない。
自分の中では決定していて、3月末で辞めることを1月中に伝えていた。
しかし、『会社がいまだに認めてくれていない』という状態なのです。
これに関して、私は正当な理由で退職願を出している。
なので、最悪、施設長より上の理事長や労働基準監督署にかけあえば大丈夫のはずだ。
だが、いずれにしても、円満な退職をしたいなぁ・・・と願うばかりである。
周りの職員には相談をしていましたが、
「あんまり無理しないでね…」
と優しい声をかけてくれることもある。
しかし、辞めることを伝えると
「それは駄目だよ。何も辞めなくても…」
ととたんに否定に変わってしまう。
私自身は部下が辞めるときに、感謝の気持ちとともに気持ちよく送り出してきたつもりだ。
しかし、まだまだ世間的には、『会社を辞めるというのは社会的に悪いこと』・・・と捉えられているようだ。
3月末までもうちょっと、モヤモヤとした状態が続きそうである。
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