【対人心理学】自分を否定するとイライラがなくなる【自己否定感】

自己否定感をもつ 楽になる 改善

人の失敗が許せない
人の行動が許せない😡

 

使えない上司、使えない部下に
こまっている・・・😩

 

自分は悪くないのに、
人のせいで不幸な目にあう😓

 

自己嫌悪に陥っている

 

そんな気持ちで
日々イライラがたまっていく・・・!

この記事は
そのような方に対して
「自己否定感をもつ」ことで
逆にイライラが少なくなり人生が楽になる
ということを書いています。

自分の環境は自分がまねいている

自己否定感を高める 自分の環境は自分がまねいている

人のせいにしたくなる気持ち

家庭、学校、職場、友人間・・・

生きていると
人のせいにしたくなる気持ち・・・。
常にありますよね😓

「私はわるくないけどあの人のせいで
こんな目にあった!」

「あんな上司の下にいるせいで
自分はこんな目にあっている」

「私は不幸だ!」

ふとすると私も
このようなネガティブな考えに
おちいりそうなことがあります。

ぶっちゃけ
何かわるいことがおきた場合、
自分以外の他人が原因で
おきているようなことも
たくさんあるのも事実です。

その環境を選んだのは自分

でも
すべてのことにおいて
100%相手がわるいということは
ありえないんですよね。

なぜなら
今いる環境というのは
自分自身が選択したものでもあるからです。

たとえば
職場で嫌なことがおきた場合を
想定します。

その職場に入職したのは
まぎれもない自分自身の意思だと
考えることができます。

自分がもっと勉強していて
その職場の長であったら・・・?

あるいは
今からでももっと仕事をがんばり
上の役職をめざせたら・・・?

その環境を変えることが
できるかもしれません。

自分がその職場に入ったのは、
自分の意思であるばかりか、
自分の過去にいかに
努力をしたか・・・・?
その結果であるのです。

上司や部下をうらむ前に
そのような待遇である
自分の行動を見直したほうが
よいのです。

自分の過去の行動が自分の環境をつくる

では学校でのいじめは?
という疑問がわきます。

いじめを受けている児童、生徒は
義務教育で通う学校を
自分で選択することが
できません。

そうした環境を
こどもたちは
自らまねいているのでしょうか?

 

学校でのいじめに関しては
難しい問題です。

しかし
私の経験を通してわかったことは、
いじめを受けている側の行動にも
何らかの原因があるということです。

小学校のとき、
いじめで転校してしまった
女の子がいました。

その子は給食のときに
あつい味噌汁を私の肩に
後ろからこぼしても
あやまりもしない子でした。

それどころかその子は
こっちが責めてもいないのに
「自分のほうが被害者だ」
と言わんばかりに
泣いて教室を出て行ってしまったのです。

 

いじめている側
いじめられている側

どちらにも要因があります。

これは学校だけに限らず
職場でのいじめに関しても
同じだと思います。

その人自身の行動が
その人の身の回りの環境を
かたち作っていきます。

人のせいにするとイライラがたまる

人のせい イライラ 

どうしても
「自分がわるくない」
という気持ちは日常的に
でてきてしまいます。

ですが、知らず知らずに
「相手や環境がわるい」
と思い込んでしまうと、
かえってイライラが
たまることになります。

人を変えることはできない

よく
「相手を変えることはできない」
といいますよね。

相手が変わるときは、
相手が自発的に変わろうとしているときです。

こちらから
コントロールすることは
できません。

 

また、
人の感情も変えることはできません。

人の感情がコントロールできないことについては
下記の記事で詳しく書いております。

【対人心理学】
リアル世界で苦手な人への対処法①

アドラー心理学 課題の分離 ブロック 現実世界

 

変えることのできないものを
変えようと努力することに
労力をつかってはいけません。

無駄なエネルギーを使うばかりか、
それが達成できなかったときに
イライラしてしまいます。

・相手は変えられない
・相手の感情も変えられない
・変えられから自分がイライラする

悪いことだらけです。

国や環境に文句をいうのも時間の無駄

コロナウィルス問題で
WHOからパンデミック宣言が
打ち出されました。

こういったものに
いくら文句をいっても
課題は解決しません。

国に不満をいっても
何も解決しません。

自分が今どうするべきかを
考えることが大切です。

自己否定感を持つと人生が楽になる

自己否定感 自分を責める 楽になる

自己否定=自分を責めること ではない

よく
「自分を責めちゃいけないよ!」
と言われますよね。

自己否定=悪いこと
のような認識が世間では一般的です。

ただ前項でお話ししたとおり、
「自分のせいじゃないよ!」
と周りの環境のせいにしても
それを変えられないから
ストレスがたまります。

人は無意識に
原因探しをしてしまうものなので、
「自分のせいじゃない」
と思うと、
別のものに原因を探してしまいます。

自己否定をすることで得られるもの

なので
「もっと自己否定をしよう!」
というのがこの記事で
おすすめしたいことです。

自己否定をすることは
以下の2点において
大切だと思います。

自己否定をすることで得られるもの

  1. 変えられないもの(他人)を
    変えようとしなくて良いので
    無駄なエネルギーをつかわない
  2. 自分自身を変えようと
    努力、行動、結果が変わってくる

1、に関しては
前項でお話ししたとおりです。

変えられないものに
無駄なエネルギーを使うのは
コスパわるいです。

 

2に関して。
たとえば職場の環境についての例。

●使えない部下がいる
→ 上司として環境を改善するのは自分自身

 

●使えない上司がいる
→ 部下としての立ち回りを変えるのは自分自身
→ もっと努力して上司より上の役職になればいい

 

●職務スキルについて勉強する時間がない
→ 趣味や娯楽の時間を削ればいくらでも時間はある

→ 今まで勉強してこなかった自分が悪い

「すべての原因は自分にある」と考えると
イライラがたまるどころか
非常にノンストレスになるのです😄

「変えられないもの」より
「変えられるもの」に
注目がいくようになるからです。

自分の非を認めると相手にも好印象

自分の悪い部分に気づき、
改善の努力をすることを
心の中から表に出していきましょう。

すると
相手からは
とても良い評価が得られます。

むしろ最近は
自分に非がないと思う
全く別の部署の問題でも、

「自分はこういうかたちで
サポートしてあげれれば
良かったよね」

と伝え、
実際に自分のできることを探しています。

別の部署の問題でも
間接的には
自分が関わっていたら
問題にならなかったかもしれないのです。

 

自分の身の回りでおきている
できごとについて
「自分」
が何を変えることができるか・・・・?
という気持ちをもつこと。

それが一番重要なことです。

自己否定をしすぎてもいけない

ただし、
自分を責めすぎてもいけないです😌

何ごとも線引きが必要かなと思います。

 

ここまでは自分の責任

ーーーーーーーー境界線ーーーーーーーーー

ここからは自分では変えられないどうしようもないこと

という感じですね。

 

「コロナウィルス を自分自身のちからで
世界中から今すぐ終息させる!」
というように
自分でも変えられないことは
たくさんあります。

でも
すべての物事にたいして
「自分がどうすべきか」
を考えていれば
その線引きって
意外と自然にできますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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