【スローライフ】私が人生でやめた無駄なこと5選

今までの人生でやっていたけど無駄なこと、あるいは無駄と思うから一度もやったことがないこと、いろいろある。

人生は一度きり、たった80〜90年しか生きられないし、40代の私はすでに半分くらい来てしまった。

しかしこれまでの人生を振り返ると、
「あんなことは時間の無駄だった。」と思うことはたくさんある。

ブログで書いてきたとおり、正社員時代にサービス残業をしまくっていた何百〜何千時間はその主たる例だ。残業をすることによって得られるスキルが全くゼロではないが、ほとんどは会社や部署特有の雑務でしかなかった。

そういった大きなものもあれば、以下に記述する日常の小さな出来事もある。それを少し振り返ってみようと思う。

1,遠くに通勤すること

首都圏でいえば、千葉・神奈川・埼玉などのベッドタウンから東京まで電車で通う人も多い。

そういう人は、
「いや〜、電車1本で1時間で行っちゃうから、案外楽だよ」
と言っていたりする。

私自身は大学時代に片道2時間半かけて通っていたことがあるが、行きたい学校だったしひとり暮らしをするお金もなかったから仕方ない。

でも社会人になってからは、1時間だろうが30分だろうが、通勤は長く感じる。片道1時間なら往復2時間。週に10時間も通勤でとられてしまう。1日の睡眠時間が8時間くらいだから、それだけあれば睡眠に当てて体力を回復することもできる。

ただでさえ疲れる仕事を8時間+上述のようにサービス残業もする上に、行き帰りでそれだけの時間をとられてはたまらないのだ。

だから、私は20代前半で就職した街に引越しすぐひとり暮らしを始めた。職場までは自転車で3分の距離だったから、本当に気楽だった。その後、職場や部署をコロコロ変えることになったが、いずれも車や徒歩10分以内におさえている。

 

一都三県に家を買ってから働く場所が変わったとかなら仕方ない。上述したように、千葉・神奈川・埼玉がベッドタウンと呼ばれているのもそういう理由である。

しかしひとり暮らしならば住む場所は選べるのだ。多くの人の場合、人生で一番行く場所は『職場』なので、その職場が近いほうがよほど時間に余裕ができるはずだ。

 

2,支払いに現金を使うこと

支払いに現金を使うこと、これもまた無駄である。

支払い時に現金を取り出すことと、スマホなどのバーコードを見せること、これだけで場合によれば数十秒の差が生じる。

そうしたほんの少しの時間差もそうだが、

・所持資産の増減を管理する面
・誰が触ったか分からないお金を触らなくても良いという衛生面
・所持金が無くなったらお金を銀行におろしに行く手間がなくなる
・ポイントがたまり、それを運用して更に増やせる
・現金を持ち歩かないので、財布を持つ必要もなく、紛失のリスクもなくなる

現金を使わないことで、↑↑↑こういったメリットもあるのである。

いやむしろ、現金を使わないメリットというよりも、現金を使うことによるデメリットのほうが大きいのである。

私は普段は楽天PayやPayPayなどのコード決済を利用し、それが使えない場合はQUICPayを利用する。クレジットカードすら持ち歩かない。

スマホは6桁の暗証番号ロックがかかっているし、それが開けたとしてもコード決済で再度顔認証などが必要になる。その点、万が一スマホを紛失してもすぐに悪用されるケースは現金やクレジットカードよりも圧倒的に少ない。

私は個人で介護サービスを行っているが、今は80歳の高齢者もPayPayを普通に使っている。そんな時代である。

PayPayはポイントも溜まりやすい。クーポンを利用したり、キャンペーンなどを利用すれば尚更でたまりやすい。

300円使って30ポイントなら、
3000円で300ポイント。
30000円で3000ポイントたまるのである。

 

市町村によって、年に数ヶ月、20%〜30%キャッシュバックキャンペーンなどもやっているので、そういう時は本当にお得だ。

積み重なったものは大きく、現金支払では何の恩恵も受けられない。

 

3,銀行の窓口やATMに並ぶこと

 

よく給料日になると銀行の窓口やATMに並ぶ人がいるが、私は人生で一度もそのような経験をしていない。

そもそも、給料が口座に振り込まれてすぐにカツカツになるような生活をしている事が問題だし、なんでそんなに切り詰めた生活をしているのかも理解できない。

私は長年低月給で介護職をしてきて、(今は個人事業主)ひどい時は月に11万という時もあった。数年かけて昇給して、18万くらいが平均だっただろうか。

しかしそれでも、家賃や水道光熱費を払っても貯金できていたし、このブログでお伝えしているようにマイホームも買えた。

 

銀行の窓口やATMに並ぶのは、別にお金を引き出したいのではなくて、単に記帳や振込みをしたいだけというケースもある。

だが、今の時代はそんなことをする必要も全く無くなった。

私はネット銀行は『楽天銀行』で、後は学生時代から開設していた地銀の口座をずっと使っている。

ネット銀行はそもそも通帳すら存在せず、スマホやPCで口座残高を確認し、振込もできる。さらに人件費がかからないから、振込手数料も月に2回までは無料である。地銀は700円くらいかかるだろう、高すぎだ。

そんな地銀に関しても、大手はほとんどネットバンキング化されている。住所変更だってアプリでできる。そもそも店舗へ行く必要が全くないのである。

私はお金を下ろすという行為もほとんどしない。前の項目で述べたように、ふだん現金すらも使っていないからである。

つまり、ATMにしろ窓口にしろ、銀行へ行くという行為じたいしなくても、今の時代は生きられるようになっているのだ。

 

4,日曜日に仕事を休むこと

 

日曜日に休むことは、人によっては無駄ではないのかもしれないが、少なくとも私にとっては全く意味のないことだ。

いやむしろ、私のような独身男にはデメリットのほうが大きい。

まず誰でもわかると思うが、日曜日はどこへ行っても混んでいる。大型ショッピングモール、アウトレットだろうとレジが混んでいる。行楽地や遊園地もアトラクション待ちで行列ができる。

そしてそこへ行くための道路も渋滞している。駐車場に停められないとなると、さらに時間がとられる。

ただでさえ貴重な休みの日を、混雑のために時間を割かれるのは非常に勿体ないと思うのだ。

 

また、日曜日に休むと病院や市役所なども休みなのは困る。

圧倒的に多くの人が仕事が休みの日に行く病院や市役所が、そもそも日曜日に休んでいるということ自体が問題ではあるが、もう日本全国そうなっているからどうしようもない。

土日に自分が休みだと、病院や市役所もやっていないことが多いので、結局、平日で休みをとらざるを得なくなる。私みたいな個人事業主やパート職員であれば、休んだら収入も減るので、最初から平日に休みをとって日曜日に働いていたほうがいい。

 

 

ただ、日曜日に休みたいというのは、時間以外の面で気分的な側面もあるのも事実だ。

一般企業だけでなく、学校や保育園・幼稚園なども休みだ。社会が圧倒的に日曜日休みなので、そんな中自分が働いているのは嫌だという気持ちもあるかもしれない。

だが、そんな日曜日に混雑している大型ショッピングモールでも日曜日に働いている人は当然いる。そうやって日曜日に働いているミッキーマウスがいるから、日曜日にディズニーランドで楽しむことができるのである。

所帯持ちであればむしろ日曜日休みは望ましいかもしれないが、私のような独身ひとり暮らし男が日曜日に休みたいというのはわがままというか、デメリット以外に何もないことがわかった。

個人事業主で日曜日にはゴミ出しや通院の依頼が来ることがないので休業日としているが、それでもKindle本を書いたり、著書を書くネタのために介護施設でアルバイトをしたり、何らかの仕事をしている。

 

5,遠くの安いスーパーへ食料品を買いに行くこと

 

物価高騰している世の中、自炊をしたり、少しでも節約して安い食料品を買うというのはお金を貯めるために良い心がけである。

今回の記事でこれまでの項目2と3でも、お金の節約について取り上げてきた。

しかし『お金の節約』が意味を持つかというのは、『時間の節約』などその他の要因も大きく関わってくる。

上述したように、支払いに現金を使ったり銀行ATMへ行ったりすることは、お金と時間、どっちも無駄になっていることは述べた。

ただこの項目、遠くの安いスーパーへわざわざ食料品を買いに行くことは、状況によってはただただ時間の無駄になっているケースもある。

 

今回の記事で紹介したように、現金で支払ってポイントをつかないようにしていれば、安い食料品を買いに行っても本末転倒でしかない。

そもそも安いスーパーというのは多くの場合、ポイントカードが存在しないか、現金支払いオンリーにしていたりする。クレジットカードやコード決済を導入すると手数料のぶん店側が損になるからだ。

だから現金オンリーのスーパーが安いというのは当然である。現金しか使えないうえに高かったら誰もそんなところに買いに行かない。

現金しか使わないのも無駄であるのだが、わざわざ遠くの安いスーパーで現金を使うなら、ちょっと高くても近くのスーパーで現金以外の方法で買っても大した差はない。本記事で紹介したように、キャッシュレス決済の恩恵は非常に大きい。

しかし時間の節約という面では、圧倒的に近くのスーパーで買ったほうが良い。