忖度なくハッキリ言うが、このブログにはずっと前から広告が含まれている。
広告を貼っているのは私がブログ運営で収入を得るためである。
だが、一生懸命ブログを書き続け、収入を上げようとすることを辞めた。
というか、まともに更新していないことを見ればわかるが、1,2年前からもう辞めていた。
今日はそれについて、私のホンネをお話したいと思う。
もくじ
収入を得られる広告は2種類
広告には2種類ある。
1つ目はGoogle AdSense(グーグルアドセンス)による自動表示広告。これは皆様に関連のある(皆様が興味がある)タイプの広告を、自動で表示するというもの。たとえばこんな感じ
↓
私はGoogleやYouTubeで不動産のことばかり検索しているので、不動産の広告が表示される。
ちなみに、自分のサイトだけでなく、他のブログのアドセンス広告でも同じ結果になる。
皆さんにはどんな広告が表示されているかわからない。
これをブログの読者がクリックすると、私の懐に数円入るしくみになっている。
こんなことを言うと、もう二度とクリックしてくれない事も承知で書いているが・・・。
2つ目はアフィリエイト広告。皆さんも聴いたことはあると思う。
私がこのブログ内で商品へのリンクを貼り、読者がそれをクリックして商品を買うと私に収入が入るしくみになっている。
こんな感じ。
こちらはGoogle AdSenseに比べ難易度は高い。読者にあった広告を自動で表示してくれるアドセンスに比べ、こちらは特定の商品をピンポイントで購入まで結び付けなければならない。クリックしてもらえるだけでは駄目なのである。
ただし単価は高い。アフィリエイトサイトにもよるが、商品の売上の数%が収入として入ってくる。10万円の家電を紹介してそれがたくさん売れればかなりの収入になるだろう。
アフィリエイトだけで月数100万円〜数1000万円稼ぐ人もいる。夢のある話だ。
ブログ開設6年、本当にお小遣い稼ぎにしかならない
私のブログはもともとアクセス数はさほどないし、新しく記事を書いてもあまり見られない。アナリティクス(解析)を見ると、特定の記事だけが人気があるので、それくらい。
小銭稼ぎにはなるものの、ブログに注力してもっと収入を上げようと思いたくなるほどではない。
最初のブログはこのHPができる前に1年ほど運営したが、今よりもっとひどくてサイトごと削除した。
そこから一生懸命文章の書き方やアフィリエイトそのものについて学んできたが、
努力に対しての成果が全く見合わない。
まぁ、こればかりは始めたタイミングや運などもあるから仕方ないが、とにかくこれ以上の努力は無駄だと思う。
1つ目の広告スタイル、Google AdSenseについては単価は低いものの、ひたすらブログのアクセス数を上げればいい。
好きな記事を書いて人気ブロガーになれば、アクセス数が増加する。アクセス数に比例して、広告をクリックしてくれる人の数も増える。
広告は自動でユーザーにあったものが表示されるから考えなくてもいい。
ただ、そこまでいきつくには一日に数十万〜数百万のアクセスがあって成り立つ。
私がはじめてインターネット上にホームページを立ち上げたのは20年以上も前の大学生の頃だが、インターネット黎明期だったので、YouTubeやTikTok、TwitterやInstagramなどのSNSもなかった時代だ。
その時はホームページを作るだけでアクセスがたくさんあった。
でも今は動画全盛期。ブログというもの自体がオワコンになってしまっている。
Googleで調べ物をしようとワード検索をすると、まっさきに出てくるのは企業のホームページや広告ばかりである。よほどニッチな内容でないと個人のブログ・・・ましてや始めたてのブロガーのサイトが表示されるのは難しい。
というか、Google検索自体がオワコンになっているのだ。私もGoogleで検索するよりX(旧Twitter)やYouTubeで検索する。
何よりも道徳的に悲しくなってきた
2つ目のアフィリエイト広告は商品によっては高い単価・収入を得ることができるが、やはりアドセンス広告の場合と同じように、一定のアクセス数は必要になる。
アクセス数が100人であれば、そのうち10人が広告をクリックし、買ってくれるのは1人しかいない。
しかしアクセス数が100000人であれば、そのうち10000人が広告をクリックし、1000人は買ってくれる見込みがある。
アクセス数を上げ確率を上げたうえで、広告をクリックして購入させるセンスが問われるのである。
既述のように、私はアフィリエイト広告についてものすごい勉強した。
いかに読者を買う気にさせて購入させるかという勉強である。
本も何冊も読んだし、有名ブロガーの人気コンテンツも有料で購入した。
だが、本当に無駄な出費だったと思う。支払った勉強代の総額は十数万で済んだが、何よりもそんなことを勉強していた時間と、一生懸命アフィリエイト記事を書いていた時間がもったいなかった。
(まぁ、しいていえば、文章力が身についたことと、アフィリエイトにかける時間が無駄だとわかったことが成果といえる)
アフィリエイトで数百万稼ぐ人たちは、ブログを始めたタイミングもあるが、そういったセンスに長けている人なのである。
ただ、よく考えてみてほしい。
アフィリエイトをしているブロガーは、本当に紹介している商品を良いと思っているのだろうか?
もちろん、そんなわけない。
全部、収入のためである。
以前、育毛の記事の中でも解説したが、たくさんの育毛剤を紹介しているブロガーが、実際にその複数の育毛剤を使い続けているわけがない。
<参照記事>
本当に髪が生えてくる神のような育毛剤があるのなら、その商品1つを紹介していれば良いではないか。
たくさんの育毛剤を紹介していることこそ、『数撃ちゃ当たる戦法』をとっている事の証拠なのである。
私が上記記事で紹介しているのは、皮膚科で紹介している薬であり、商品リンクページもない。
皆様が地元の皮膚科でハゲ治療が成功する事を祈って私の経験談を書いたものだが、その育毛剤が病院で処方されたとしても私には1円も入らない。
自分の記事のことを題材にしてしまったが、そういうネットの記事やYouTube動画こそ信用して良いのだと思う。
育毛剤に限らず、市販の良いものを紹介しているアフィリエイトには気をつけたほうがいい。
アマゾンや楽天のレビューの方がまだ信憑性がある。
私はこのブログ内でアフィリエイトを目的とした商品ページを作っていたが、全部削除した。
今アフィリエイトリンクが残っている記事もあるが、それは本当に記事そのものに自信があり、自分自身が楽しんだりしたゲームや、症状が改善した薬を紹介しているだけである。
もとから自分が使ったことも食べたこともない、手に触れたことも、興味すらないものを売るアフィリエイトは恥ずべき行為だとして辞めた。
今、自分が行っている介護保険外の個人事業と同様、お客様(読者)に誠実であることをモットーにしたい。
結果的にはそのほうがうまくいく。
詐欺まがいの事をしても、誰も幸せにならない。
人のマネをするより、自分にあった収入を得る方法を考えよう
私はさんざん、紆余曲折して、Amazonの電子書籍、Kindle販売という収入方法に落ち着いた。
もちろん、これだけで生活ができる分にはならず、個人事業や投資、他の収入方法などとあわせて行っているが、町の本屋さんがつぶれていくたびに電子書籍業界は発展していくので、これからも期待できる。
この記事では解説しないが、YouTube動画で詳しく解説しているので、興味のある方はご覧いただきたい。
電子書籍出版がアフィリエイトと違うのは、『自分の商品を直接売る』ということである。
アフィリエイトで売っているのは他人の商品に過ぎない。それを紹介するために、自分が買ったことのない商品を人に売るための嘘八百を並べ立てる。
もちろん、電子書籍だって簡単に出版できてしまうから、ただ出せば売れるってわけじゃない。
タイトルや表紙で過大広告(プロパガンダ)をして、本の中身がスカスカだったら、次からその人の本は買わない。
信用が求められるという意味では、アフィリエイト以上かもしれない。
ただしその信用がお金に変わる。それは決して悪いことじゃない。
本当にうまくいっている商売というのはそういうものだ。信用を稼ぐことで、収入につながっていく。
収入を得るために商売をするのではなく、信用を稼ぐために商売をするのだ。
自分自身も過去、詐欺にあってお金を失ったこともあったし、今もしょっちゅう詐欺まがいのメールや電話がくる。
誠実であることの大切さは身をもってわかっている。
アフィリエイトという手法は、たとえ努力次第で稼げるものだったとしても、二度と力を入れることはない。馬鹿らしい。