【読書感想】20歳の自分に受けさせたい文章講義・古賀史健さん著【オススメ本、ブログ、】

20歳の自分に受けさせたい文章講義 ブログ 日記 オススメ

こんにちはアルゴです。

今回は、文章作成に役だつ1冊の本を紹介します。
『古賀史健さん著・20歳の自分に受けさせたい文章講義』です。

古賀さんはライターの仕事をされており、大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者でもあります。

この本は、ブログやkindle本の執筆、SNSなどの投稿をする人にとって、絶対に役立つ1冊となっています。

私は学生時代から、文章や論理的展開の本はたくさん読んできました。そして最近では、コピーライティングやアフィリエイトに関する本を読みすすめています。

ところが実際にブログを書こうと思っても手がとまってしまうことが多く、いつも下書きで終わっていたのです。

そのため、いつしかブログを書くことが苦痛と感じるようになり、更新しなくなった時期がありました。

ですが、この古賀さんの著書を読んでから、文章の作成が非常に楽になりました。
そして書くことがとても楽しくなりました。

本記事では、本の内容を抜粋してご紹介するとともに、私なりの見解をお話します。


書く前に頭の中を整理することの大切さ

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私がブログ記事うまく書けなかった時期は、整理が不十分だったと言えます。

「よし、○○について、ブログ記事を書こう!」・・と意気込んで、パソコンの前にすわっても、
「あれ・・・?何書こう」・・・というようにアタマが固まってしまい、下書き保存しておわり・・・ということがありました。

しまいには、WordPressの編集画面に、下書きで終わっている記事だらけになっていたほどです(笑)

いっぽうで、すでに3冊めを執筆中であるKindle本については、とてもスムーズに書くことができていました。
その理由は『整理』にありました。

ブログ・・・というのは何気なく書きはじめられて、後で再編集がカンタンであったりします。

一方、本の執筆となると、変更はできるものの、ブログほどカンタンにはいきません。
そうなると、失敗は許されないという思いから、十分に整理して書きはじめていたのです。

 

<参照記事>

【スローライフ】Kindle出版と、ブログ、両方やってみてわかったこと【KDP】

この本を読むと、整理をしてから書き出すことの大切さが身にしみてわかります。

それは、ブログやkindle本にかぎらず、どんな文章でも同じです。

 

日記を書き続けても文章はうまくならない

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私は高校〜大学、社会人と、現在にいたるまで、ずっと日記をつけ続けています。

今まで日記を書こうとしたときに、手がとまることはありませんでした。

それは、自分の思うままに書き続けて良いという、甘えの気持ちがあったからでしょう。

 

日記には『読者』がいません。

もちろん、数カ月後、数年後に読みかえすと考えれば、自分自身も読者になります。
ですが、自分という読者が相手では、「あれをこうした」とか、「あの時あの場所で」とか、あいまいな表現も通ってしまいます。自分自身は、『あれ』や、『これ』がなんだかを把握しているからです。

そうなると、少しくらい支離滅裂になっても、「書けている」と錯覚してしまいます。
私は古賀さんの著書を読んだとき、まさにその状態だったのだと思い知りました。

この本をオススメする理由

読書 公園 リラックス イラスト

数ある文章に関しての教則本の中から、この本をオススメする理由は、『読者を大切にする』という文章を書くうえで、本質的なものを捉えているからです。

私は近年ブログを始めるにあたり、コピーライティングやアフィリエイトなどの本を読んで勉強してきました。
しかしそうした本は、人の心理をあやつったり、モノを買わせるために誘導したりと、テクニックばかりが優先して書かれていたように思います。

そして先に書いたとおり、
「いままで日記を続けてきたから、文章に関しては大丈夫だ」とうぬぼれていたので、テクニックさえ学べば大丈夫と思い込んでいたようです。

 

どんな文章でも読者がいます。逆に読者なき文章は意味がありません。
その読者の助けになるように、文章を書くべきなのだということを思い知りました。

読者を意識した文章を書ければ、ブログやkindle本の執筆だけにかぎらず、日常生活にも活かすことができます。
会社員でいえば、議事録であったり、企画書を作成するときです。

読みやすい文章を作り続ければ、論理的な思考力も高まり、ありとあらゆる可能性につながっていきます。

 

他にも文章に関する本をたくさん読んでみたのですが、本質的なことを書いている本はこの本だけでした。

文章にたずさわるすべての方に、ぜひ手にとっていただければと思います。